内容説明
２０１１年３月１１日、日本を未曾有の大災害が襲いました。本書は、当時被災地において第一線で人命救助を行った隊員たちの声をつぶさに拾い、現場で隊員が見て、感じたことをマンガにしました。隊員である前に、ひとりの人間として、一人でも多くの人を救いたい…。国民の足下を陰で支えた隊員たちの、語り継ぎたい感動のストーリーです。
目次
マンガ・多賀城駐屯地第２２普通科連隊物語
コラム・陸上自衛隊の災害救助装備
レポート・陸上自衛隊多賀城駐屯地を訪ねて
マンガ・幻の救援物資
コラム・救援物資の行き先
マンガ・高みより
マンガ・感謝の手紙
コラム・津波てんでんこ
コラム・生死を分ける７２時間
マンガ・分隊、ただいま休憩中
コラム・命令か、人情か
コラム・こんな任務も
陸上自衛隊データで見る東日本大震災
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
1
ルールが決まっている以上、それに従う必要がある。いくら感情がそれを拒否しても、命令に従わなければ軍隊の規律は崩れてしまう。ただし、全てが全て規則で決まっているわけでなく、「休憩」を摂ることや、「私物」を持ち込むことが完全に否定されているわけではない。そして、「休憩」の時間に何を使用とも、また「私物」を他の人に与えようともそこまでは禁止されているわけではない。2014/05/30
