ウクライナから愛をこめて

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  • サイズ B6判/ページ数 117p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903619446
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0098

内容説明

ウクライナの首都キエフに生まれ、チェルノブィリ原発事故の記憶が深く心に刻まれた子供時代をすごし、日本の大学で学んだ女性がいま、忘れられない人々の思い出と故郷の魅力を日本語でつづったエッセイ。ひまわりの国と桜の国を結ぶ言葉の架け橋。

目次

何もない村
ひいおじいさんの土地
マリーナおばさんの恋
おばあちゃんの優しさ
ニューラおばさん
エレーナの指輪
散歩で感じるキエフの歴史
子守唄を集める女性
聖像画を集める女医
サッカーはお国自慢
週末は畑仕事
夢をもらう
白パンと夢
トーリャは空を飛んだ
私の好きな服
出逢い
チェルノブイリの記憶

著者等紹介

ホメンコ,オリガ[ホメンコ,オリガ] [Хоменко,Ольга]
キエフ生まれ。キエフ国立大学文学部卒業、東京大学大学院地域文化研究科で博士号取得。現在はキエフの大学で日本史を教えながら、作家、フリージャーナリスト、通訳として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaoru

92
母が住むチェルノブイリの近くの村に通い白血病で亡くなったワレンティナ。赤軍に両親を殺され、恋に落ちた相手アレクセイとの結婚を反対された88歳のマリーナ。70歳を過ぎてもウクライナ語を教え続ける著者の母。ウクライナ語の子守歌を集めるアナスターシア。イコンを集める女医オリガ。どの話にもウクライナの厳しい歴史とそこで毅然と生きる人々が描かれている。キエフの歴史と美しい建物の説明が素晴らしい。最後の『チェルノブイリの記憶』は福島原発の事故を契機に書かれたものだが胸が詰る内容だった。素朴で自国を大切に思う人々が→2022/03/25

燃えつきた棒

49
この薄っぺらな小さなエッセイ集を読むのが、なぜこんなにも大変なのだろう。 そこには、小さな人々の無名の人生が書かれているだけなのに。 活字が小さい訳でも、注がたくさんある訳でもないのに、なぜか涙が止まらない。 オリガ・ホメンコは、『ウクライナ短編集』を僕たちのもとに届けてくれた人だ。 もしも、この世界が美しいとすれば、それは大国の権勢が天にも届くほどだからではないだろう。 きっとそれは、数多の小国が色とりどりにそれぞれの輝きを発しているからだろう。/2022/02/20

Y2K☮

34
何となく開いたら惹き込まれて再読。ウクライナ人の著者が日本語で書いたエッセイというだけでも一読の価値あり。戦争と革命とチェルノブイリに引き裂かれた家族や恋人たちの史実が切ない。ただ静かでささやかな幸せを守りたかっただけなのに。レディオヘッドの名曲「ノーサプライゼス」をふと口遊む。福島との関連性も含めてウクライナの歴史や国民性から学べる事が大いにある。ちなみに私が同国の名から真っ先に連想する人は「ペンギンの憂鬱」のアンドレイ・クルコフ。あれも又読みたい。著者が出版した「現代ウクライナ短編集」も好きな本です。2018/11/03

かもめ通信

33
ウクライナの出身で、キエフ国立大学の文学部で日本語を学び日本に留学、東京大学で博士号を取得し、現在は首都キエフの大学で日本史を教えながら、作家、フリージャーナリスト、通訳と幅広く活躍しているという著者が、キエフの街並みなどの異国情緒溢れるかわいらしいスケッチを盛り込みながら、日本語で綴ったエッセー集。負の遺産や故郷が抱えている困難からも目をそらさずに、故郷への愛をたっぷりと語りあげる。(いつの日かこの本を片手にキエフの道を歩いてみたい。)そんな風に思わせる素敵な本だった。 2015/11/16

Y2K☮

31
日本の大学院で学んだウクライナ人の著者が日本語で書いたエッセイ。違和感ゼロなのが凄い。チェルノブイリや戦争、革命に振り回された人々のエピソードが所縁の地と共に語られる。切ない話が多いが著者の前向きさ故の明るさに救われる。少し前まではウクライナ語よりもロシア語の方がカッコいいという風潮がウクライナの子供達にあったという件に日本人の舶来コンプレックスと近いものを感じた。「がんばらなくてもいいからさ、具体的に動くことだね」著者が紹介している相田みつを氏の言葉。明日を信じて少しずつ前に進もう。難しい事は何も無い。2015/04/06

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