内容説明
日本橋から京都まで、東海道は妖怪だらけ。歌川広重×水木しげる200年の時を超えたコラボレーション。
目次
日本橋「首途の景」―鬼太郎百鬼遊行の旅へ
品川「彼者誰時」―招く妖女
川崎「渡賃六文」―六道渡し舟
神奈川「通り魔」―妖怪に占拠された宿場町
保土ケ谷「新町がたがた橋」―妖怪たちの葬列
戸塚「あの世別道」―ばけやの鞘当て
藤沢「遊行寺の怪」―巨怪赤舌の招き
平塚「化け物縄手」―飛脚の受難
大磯「日照雨」―妖狐の嫁入り
小田原「川越し河童」―出現!妖怪城〔ほか〕
著者等紹介
水木しげる[ミズキシゲル]
本名、武良茂。1922年(大正11年)生まれ。鳥取県境港市で育つ。幼少時から人一倍好奇心が強く、不思議なことに関心を示す。1943年(昭和18年)、二十一歳で徴兵される。ラバウルに送られ、死線を乗り越えて帰還するも爆撃とマラリアで片腕を失う。戦後はさまざまな仕事を遍歴した後に、紙芝居作家となる。紙芝居が衰退すると、貸本漫画界に転身し、1965年(昭和40年)「テレビくん」で講談社児童漫画賞受賞をきっかけに、『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』などで一躍少年漫画誌の売れっ子作家になり、多忙な日々を送る。漫画家として活躍する傍ら、卓越した表現力でたくさんの妖怪画を描く。不思議や怪奇を求めて世界中を旅する冒険家にして、妖怪研究家でもある。1991年(平成3年)紫綬褒章受章。2003年(平成15年)11月、秋の叙勲において旭日小綬章受章。1996年(平成8年)第二十三回日本漫画家協会文部大臣賞を受賞。ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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齊藤 尚哉
Rie
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