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鬼太郎と行く妖怪道五十三次

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  • サイズ A4判/ページ数 126p/高さ 21X27cm
  • 商品コード 9784903548128
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0071

内容説明

日本橋から京都まで、東海道は妖怪だらけ。歌川広重×水木しげる200年の時を超えたコラボレーション。

目次

日本橋「首途の景」―鬼太郎百鬼遊行の旅へ
品川「彼者誰時」―招く妖女
川崎「渡賃六文」―六道渡し舟
神奈川「通り魔」―妖怪に占拠された宿場町
保土ケ谷「新町がたがた橋」―妖怪たちの葬列
戸塚「あの世別道」―ばけやの鞘当て
藤沢「遊行寺の怪」―巨怪赤舌の招き
平塚「化け物縄手」―飛脚の受難
大磯「日照雨」―妖狐の嫁入り
小田原「川越し河童」―出現!妖怪城〔ほか〕

著者等紹介

水木しげる[ミズキシゲル]
本名、武良茂。1922年(大正11年)生まれ。鳥取県境港市で育つ。幼少時から人一倍好奇心が強く、不思議なことに関心を示す。1943年(昭和18年)、二十一歳で徴兵される。ラバウルに送られ、死線を乗り越えて帰還するも爆撃とマラリアで片腕を失う。戦後はさまざまな仕事を遍歴した後に、紙芝居作家となる。紙芝居が衰退すると、貸本漫画界に転身し、1965年(昭和40年)「テレビくん」で講談社児童漫画賞受賞をきっかけに、『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』などで一躍少年漫画誌の売れっ子作家になり、多忙な日々を送る。漫画家として活躍する傍ら、卓越した表現力でたくさんの妖怪画を描く。不思議や怪奇を求めて世界中を旅する冒険家にして、妖怪研究家でもある。1991年(平成3年)紫綬褒章受章。2003年(平成15年)11月、秋の叙勲において旭日小綬章受章。1996年(平成8年)第二十三回日本漫画家協会文部大臣賞を受賞。ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ももせはる

9
子供の頃、アニメ鬼太郎のエンディングに平家蟹がでてきて大泣きしたのを覚えている。田舎の暗い道をひとりで歩いたとき、後ろにべとべとさんがいるような気がして冷や汗をかいたことがある。水木先生の描く妖怪を見ると懐かしい思い出が蘇る。そんな水木先生が描く妖怪が歌川広重の東海道五十三次に散りばめられている、とても楽しい本でした。私のお気に入りは、平塚と御油。また色合いも素晴らしい。これは水木先生、気合入っとりますなあ。2016/05/09

noko

4
我が子のリクエストで借りてきました。我が子がいうには、妖怪ものはやっぱり水木しげる先生のが一番だそうです。子供向けの絵本という訳ではないので、親子で一緒に楽しみました。この本は歌川広重の東海道五十三次をオマージュしたもので、水木しげる先生が東海道五十三次を風景に、妖怪を登場させています。本格的なオマージュで、ちゃんと雰囲気を出すために、版画に挑戦しているそうです。鬼太郎ももちろん登場します。江戸時代の絵と水木しげるの妖怪って、合うんですね。私はガシャドクロが一番怖く感じます。2024/03/21

齊藤 尚哉

2
なかなかに良い本。ゆるく読めた。2024/04/04

Rie

2
広重の東海道五十三次の妖怪版です。岡崎で展覧会をやっているので見に行ってきました。広重の絵と水木先生の妖怪たちがとてもうまく溶け込んでいて、めちゃくちゃ可愛いです。2013/07/29

ねんごろ

1
出てくる妖怪たちが、おどろおどろしいけど可愛らしいw2016/07/20

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