1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書ニスタ
31
マーケティングとイノベーション。万人うけするものではなく、イメージを大切にし、自らの活動すら制限するもの。総合商社ではなく、専門家。狭い「言葉」で、大きく稼ぐ。ボルボの安全。なんでもできると、どの分野でも一番になれない。他人を評価するときは、簡単に特徴を捉えて、あだ名をつけられても、自分のことだと難しくなる、また、どっちに移動するべきかも、難しいが、やる価値は十分にある。2019/10/14
tkokon
4
【ふむふむ】○ある市場のトップ企業は、どこも「その市場を最初につくった」企業だ。その製品ではない、その市場だ。 ○(経営不振のとき)経営者の多くは、社員数をカットし、パーツやサービスの合理化を行い、資産を売却し、値下げをする。だが問題は管理体制の有無ではなく、フォーカスの有無にある。 10年以上前の本なので、さすがに事例などは古いが、フォーカスの重要性はますます高まっていると感じた。2013/01/18
ボル
3
2007年初版。ポジショニングの著者のより具体的な書。マーケティングにおいての基本は、いかに利益をあげるか。その指南書。過去の企業の成功・失敗事例などを参考にしながら、フォーカスを当てる。参考になった。2019/02/02
ushikubou
2
企業活動もエントロピーが増大して、自然と多角化やライン拡張してしまう。特に業界が低迷してくると、売り上げを維持・拡大するという名目のもと、次々と新しいブランドや商品を打ち出す。経営者としては成長を維持するため何か手を打たないといけないからだ。しかし、このような試みは大抵失敗する。数多くの歴史がフォーカスの重要性を示している。ただ、一つ考えるべきは、フォーカスしている産業が突然死するリスクだ。本書によれば次世代技術に投資すること。あるいはフォーカスの対象をコア技術とし、強みが活きる業界を見つけることだろう。2017/09/19
呑司 ゛クリケット“苅岡
1
ブランディングの本を何冊か読んだ後で、この著作を読んだ。ほとんど共通のことが述べてある。ポテチと言えば湖池屋(カルビーも可)と市井の人々の口にのぼれば勝ち。そのフォーカスの維持方法と事例が数多く載せてあるので、興味深く読めた。ポジショニング戦略も読もうと思った。2022/04/25