感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
48
図書館本。書店ポップの名手による本。本を愛する気持ち、売ってやるぜという強い気概が伝わります。特定の著者を追いかけたい読者の心を揺さぶること 間違いなしです。ーー本書はあくまで参考として。私は私の道を模索するしかないのです。2018/09/29
☆よいこ
43
POP作成の指導に役立つかもと以前購入していた本。2006年刊、フルカラー、1,800円。文字で書くタイプのPOPで、あおり文句中心に売り場で目立つように工夫されたものが多い。なので、初心者でも真似しやすく、例文のPOPを見てるだけでその本が読みたくなる。▽しかし、学校図書館で児童生徒にPOPを書かせる場合とはだいぶ目的も手法も違うので、私の仕事の参考にはなりませんでした。残念。2018/09/21
sawa
14
★★★★☆ マンガみたいな絵が描いてあったり、ちまちま感想みたいなのが書いてあるPOPは好きじゃない。やっぱりPOPは広告なんだから、とにかく「この本何かしら?」と手に取らせることが一番大事だと思う。有名POP職人・梅原潤一さんは、キャッチーなフレーズがどーん、っていう自分好みのPOP。さすがにうまいなあと唸らされるばかり。デザイン力も高くて、本当、すごいよ、こりゃ買っちゃうよ。(図)2012/06/09
もーちゃん
11
読みたい本が一気に増えました。「ネコと暮らせば」「77のしぐさで~」のPOPの、梅原さんの愛猫の似顔絵は味があって◎POPが立ち過ぎなのも乱雑感があるけど、面白いから読んで!という意気込みを感じる。そんな熱い書店に行ってみたい。2013/02/13
ジョニーウォーカー
11
1冊の文庫本を1店舗だけで1000冊以上も売り上げる。しかも1枚のPOPで。この離れ技を、いったいどれだけのコピーライターが達成できるだろうか? 本書は、そんなカリスマPOPを次々に生み出す、有隣堂書店の名物フロアマネージャー・梅原潤一氏が実際に手がけた作品群を、当時の制作意図を交えながら振り返る実例集。独特の力強い書体による魅力的なコピーもさることながら、手書きによる多彩なデザインイラストにも驚かされる。なんというか「人を引きつけモノを売る」という広告の原点を見せつけられる思いだった。2008/11/27
-
- 和書
- 子どもの本の森へ