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キャラ論

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903082424
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0036

内容説明

元・お笑い芸人が、若者世代を徹底分析。現代社会を生き抜くヒントが満載。

目次

第1章 若い世代の人間関係とコミュニケーション(メディアで扱われる若い世代;グループ化する閉鎖的な人間関係 ほか)
第2章 「キャラ」とは何か(輪郭の見えづらいキャラ;研究者の考えるキャラ ほか)
第3章 「キャラ」を介した人間関係(「~系」と「キャラ」の関係;「キャラ」の決まり方 ほか)
第4章 なぜ若い世代は「キャラ化」するのか(「キャラ」はいつ登場したのか;「キャラ」の系譜 ほか)
終章 キャラから見える日本社会(不透明な自己が頼る「感じる」;若い世代と接するために)

著者等紹介

瀬沼文彰[セヌマフミアキ]
1978年東京都生まれ。1999年~2001年NSC(吉本総合芸能学院)東京校5期生。吉本興業にてタレント活動。東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科博士後期課程在学中。専攻はコミュニケーション学。専門分野は若者論・笑い学。西武文理大学非常勤講師。大東文化大学オープンカレッジ非常勤講師。実践女子学園生涯学習センター非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サイバーパンツ

14
社会の島宇宙化によって、族から系へ移行したように、人々のつながりが希薄になったことで、若者たちは、承認・まなざしの不在に怯えるようになった。そのため、彼らはキャラというレッテルを互いに与えることで、安心感を得ようとするようになった。また、彼らは、そんな社会を生きる生存戦略として、全てをネタ化して、「優しい関係」を守ろうと、共感覚を重視したコミュニケーションをとるようになった。そう考えると、お笑い芸人の笑いも、日常の笑いも、技術より、キャラの立ち具合で決まるようになったのにも納得がいくだろう。2016/08/07

とも

1
いまもそんなに色あせてないように感じた。面白かったです。

13km

1
5年前より今のほうがキャラが重視されてるような気がする。ネットでアバターとかアイコンとかにこだわるのも自分がどういうキャラかを不特定多数の人に知らせてるように思う。他者からどういうキャラかを決められるのがこの本の時代の主流だったのが、今ではネットで自ら私はこういうキャラだと相手に認識させるのが主流になってるように思う。2012/12/14

かにヴぁ

0
面白かった。ゼミで半年間やったことが全部無駄だと今日気づかされなかったらもっと面白かったはずだ。2015/07/07

みみ

0
自分の世代の話だから、納得できる部分がたくさんあった。2010/05/20

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