• ポイントキャンペーン

イケナイ宇宙学―間違いだらけの天文常識

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 387p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903063294
  • NDC分類 440.4
  • Cコード C0044

内容説明

米国で大人気の天文学者が、よくある誤解(=イケナイ宇宙学)を題材に、正しい知識を楽しく伝授。

目次

第1部 イケナイ宇宙学は家庭から(キミ、だまされてない?―春分の日と卵の関係;恥ずかしさも水に流そう―コリオリ効果とバスタブ ほか)
第2部 地球から月へ(微笑みかける青空―なぜ空は青いのか;季節の移り変わり―なぜ夏から秋へと変わるのか ほか)
第3部 夜空は広大で明るい(きらきら星よ―どうして星はきらきらまたたくのか;明るい星、白い星―いろんな色の星 ほか)
第4部 人工無能(アポロにあきれた―「アポロ計画陰謀論」を暴く;冷笑される宇宙―ヴェリコフスキー対近代科学 ほか)
第5部 スコッティ、妄想してくれ!(ハッブルを知ったかぶる―ハッブル宇宙望遠鏡についての誤解;星の売人―ダミーの命名 ほか)

著者等紹介

プレイト,フィリップ[プレイト,フィリップ][Plait,Philip C.]
天文学者。アメリカ・ワシントンDC育ち。1994年、ヴァージニア大学で天文学の博士号を取得。その後、主にハッブル宇宙望遠鏡などの観測機器サポートなどの仕事に従事。2000年から2007年にかけて、アメリカ・カリフォルニア州にあるソノマ州立大学にてガンマ線宇宙望遠鏡の広報活動に従事。2007年以降は、執筆活動を本業として活動。2008年にジェームス・ランディ教育財団の理事に就任し、科学にかんする教育普及と疑似科学に対する反論をおこなっている

江藤巌[エトウイワオ]
1950年東京生まれ。中央大学文学部哲学科卒。月刊誌『航空ジャーナル』1975年7月号で雑誌デビュー。日本でただ一人の肩書き「宇宙開発評論家」を名乗る。1981年にはスペースシャトルの初飛行を取材して同誌にレポート掲載。現在は航空雑誌、軍事雑誌等に主に宇宙開発の解説を執筆。航空ジャーナリスト協会会員、と学会会員(会員番号4)

熊谷玲美[クマガイレミ]
翻訳者・ライター。1975年北海道生まれ。北海道大学理学部地球物理学科卒業。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。大学院在学中にノルウェーでオーロラ観測に参加。独立行政法人勤務を経て、2007年よりフリーランス翻訳者として独立。ビジネス翻訳のほか、宇宙開発、地球科学分野の翻訳や、科学・技術関連記事の翻訳・ライティングなども手がける

斉藤隆央[サイトウタカオ]
翻訳者。1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。化学メーカー勤務を経て、現在は科学書を中心に翻訳に携わる

寺薗淳也[テラゾノジュンヤ]
1967年東京都生まれ。名古屋大学理学部卒、東京大学大学院理学系研究科(博士課程中退)。(財)日本宇宙フォーラム、宇宙航空研究開発機構などを経て、会津大学情報センター助教。理学修士。専門は惑星科学、情報科学。月・惑星探査の情報サイト「月探査情報ステーション」の編集長を務め、宇宙科学・宇宙開発の普及、啓発活動をライフワークとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいまゎ

3
「なぜ空が青いの?」 それは、レイリー散乱と青色に敏感な眼が原因です。 「星の売人」による「ダミーの命名」は「イケナイ」!2011/04/03

はるまき

2
☆☆☆:世にはびこる天文関連の迷信や俗説の誤りを、実に分かりやすくユーモア溢れる語り口で正していく科学啓蒙書。日本人にとってはピンとこない俗説も含まれてるけど、「空はなぜ青く見えるのか?」と言った素朴な疑問を始め、採り上げた話題の中にはいい歳した大人でも目から鱗のネタも多々あってためになった。後半のエセ科学批判の章は、カール・セーガンやと学会を押さえている読者にとっては耳タコだけど、本書がそっち方面の基礎体力を養うための位置付けと考えれば納得。セーガンの系譜を継ぐ科学啓蒙書の送り手として今後の活躍に期待。2012/10/20

ノブ

2
隕石が落ちてきた直後は冷たいとい宇話は新鮮だったが、後は外国の著書にありがちなくどい表現が多い本だった。2010/12/11

鳶秋

2
良書。潮汐と隕石のあたり、知らなかったり誤解したりしてた。/「ぱねぇ」「やばす」なんて言葉を訳語に持ってくるあたり、侮れない。2010/01/21

papamitra

2
期待しすぎたせいか思ったよりおもしろくなかった。メインのニセ科学批判の部分は正しいことをいっているのだろうけど、なんというか無邪気すぎてイタイ感じ。あと世界天文年の日本委員会公認書籍のわりにはアメリカ文化に根ざした話が結構あって、そういうのに明るくない自分はちょっとだけ疎外感。2009/06/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/123852
  • ご注意事項