産経新聞社の本
国語の底力―知を開き情を養う

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784902970326
  • NDC分類 376.158
  • Cコード C0081

出版社内容情報

●国語の破壊は国家統合感の破壊
戦後の国語政策の誤りが、先人の文化から私たちを断絶させる方向に働きました。私たちはこの誤りを早急に改め、再び高度な思考に耐え、物のあわれを表現できる国語に再生する事が求められています。

●国語力強化の切り札「石井式漢字教育」
故石井勳博士創案になる「石井式漢字教育」は、多くの実践に」よってその成果が実証されている国語力強化のための切り札ともいうべき教育法です。本書は石井博士の事跡と石井式漢字教育の実態を、広く世間に知らしめて世論喚起の一助にと刊行するものです。

内容説明

戦後の国語教育の誤りが、先人の文化から私たちを断絶させる方向に働いた。この誤りを早急に改め、再び高度な思考に耐え、物のあわれを表現できる国語の再生が求められている。石井勲博士の創案「石井式漢字教育」は、多くの実践によって成果が実証されている、国語力強化の切り札とも言うべき教育法である。石井勲博士の事跡と石井式漢字教育の実態を紹介しながら国語の大切さを説く。

目次

序章 漢字が持つ幼児の能力の開発力
第1章 石井勲と石井式漢字教育の創造
第2章 石井勲と國語問題協議會
第3章 石井勲と幼児漢字教育との出会い
第4章 漢字で教える教育の力
第5章 石井勲の表語文字理論
第6章 石井勲の言葉の思想
終章 土屋秀宇と石井式漢字教育

著者等紹介

塩原経央[シオバラツネナカ]
昭和20年埼玉県生まれ。横浜国立大学教育学部卒、産経新聞論説委員・特別記者(局長待遇)。國語問題協議會評議委員、日本ペンクラブ、日本現代詩人会、日本詩人クラブ各会員。ウェブサイト「文語の苑」幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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4
元産経新聞論説委員で国語問題協議会評議委員をされた著者が、石井勲先生の業績についてまとめられた評伝。この本にはご自身で書けなかった先生の人となりについても書かれており興味深い。<石井式は教育テクニックだけではなく教育思想であり、さらに言えば人はいかにして生きてゆくべきかという哲学を背景に厚く蔵していることが分かる>という。石井式は、決して幼児漢字教育にとどまらない。そこには日本人とは何かという深遠な思想が内在している。また先生は、世界中の赤ちゃんが母国語で漢字を使ったら世界はもっと平和になると信じていた。2013/01/12

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