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ミニマリズム

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  • サイズ B4判/ページ数 200p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784902593174
  • NDC分類 708
  • Cコード C0371

内容説明

批評家で美術史家のジェイムズ・マイヤーは、ミニマリズムおよび1960年代のアメリカのアートに関する第一級の専門家である。マイヤーはその明解な研究において、20世紀後半の美術様式の中で最も現代的なこのミニマリズムの発達を、歴史的および文化的文脈から幅広く論じている。作品紹介のセクションでは、ミニマルアートに関する最も重要な作品と展覧会、さらには、ミニマリズムと短期的に関わりを持った同時代のアーティストたちを取り上げている。本書は、ミニマリズムに関して現在手にすることのできる、最も包括的で信頼性の高い資料集である。

目次

作品(1959‐63年:最初の出会い;1964‐67年:ミニマリズム最盛期;1967‐79年:賛美と批判;1980年から現在まで:近年の作品)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

150
大雑把にシンプルということで括るなら、ブルーナもミニマルアートもヒトラーの様式に近い。が、前者は見る人の想像に任せる点で、後者は見る人を突き放す点で、ヒトラーの対極にある。現代アートは戦争や権威に繋がる全ての「意味」から人間を解放しようとする。けれども作品の「価値」や「洗練」がある限り、真の解放にはならない。そこで作品に備わる自己説明性を無効化し、物に還元しようとしたのがミニマルアートだろう。だから良さが全く判らないことも多い。自分はこれが好き…という偶然の出会いを楽しむのが、ミニマルアートなのだと思う。2020/08/15

スリーピージーン

5
読んだと言うより眺めたと言ったほうが適当。ドナルド・ジャッドに興味を持って手に取った。ミニマル・アートを扱った本のうちで、今までに見た中ではこれが一番わかりやすい。と言ってもそれは基礎知識の入り口だけ。アートは繰り返し味わうのが一番だとおもう。 シンプルはほんとうに美しいなぁ。また読みたい。2012/04/13

パンプキン

2
この本に載っている作家・作品群は私にとって非常に重要な師匠。2013/07/28

satoko

1
買って一年ほど経ちますが2回読みました。ミニマルアートを理解するのに私にとってはとてもわかりやすく、また ミニマルなアート表現にたいして、女性として感じていた違和感が解明されたように思います。2018/02/06

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