内容説明
本社「六階」経営企画部からソニーの内幕を見続けた、元社員による衝撃の記録！国際的優良企業からの転落。そのときソニーでは、何が起きていたのか？先進的企業の代名詞、ソニーの知られざる世界が今明らかに。
目次
第１章 本社六階の住人になるまで（バブル前夜の就職活動；就職考 ほか）
第２章 ソニー本社の掟（本社六階；銀行から来た上司 ほか）
第３章 ソニーの投資と事業（アメリカのガラス工場；モラルハザード ほか）
第４章 ソニーを去る日（ＥＶＡという経営指標；本社復帰 ほか）
第５章 ソニー型経営の幻想と現実（経営者と経営責任；禅譲型の経営交代 ほか）
著者等紹介
竹内慎司［タケウチシンジ］
１９８８年３月早稲田大学政経学部政治学科卒業。１９８８年４月ソニー株式会社入社。経営企画部配属。経営陣への業績報告、四半期の損益予測を担当。１９９１年夏カリフォルニア州議会で研修。１９９１年９月ハーバード・ビジネススクール入学。１９９２年夏ハワイの不動産投資会社で働く。１９９３年６月ソニー本社の投資企画室に帰任。大型投資案件の審査を担当。１９９４年１１月電子部品の事業部門に異動。工場売却、合弁などのプロジェクトを担当。１９９８年８月本社の経営戦略部に異動。新規事業のプランニングなどを担当。２０００年１０月欧州系証券会社に転職。大手電機メーカーの営業を担当。大量保有株式の売却、Ｍ＆Ａ、社債発行など。２００２年９月米国の建設機械メーカーの日本代表。２００４年６月英国の政府機関のマネージャーに就任
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感想・レビュー
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おたきたお
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『内側から見た富士通』のような内部告発もの。一読すると前社長O氏の自己愛性の強さが物言わぬ取り巻きを抱え込むことになり、組織の意思決定に支障を来たした、ということのように見える。読後爽やかにはならないのは、著者が新たな提案や対案を示していないからか。2006/01/18
Char
0
相当前に買ったまま積読状態だったんですが、新しい職場が「あんしん本社六階」ということもあり(笑)、読み始めました。 ソニーの内情を書いた本ですが、やはりこういった本はあまり好きじゃ無いなぁ。 以前、尊敬するベンチャー企業のＩ社長から「本社スタッフとしては、世間の経営者で一番は誰か？と聞かれた時に、堂々と『自社の社長』と言えるような仕事をしないといけない」とご指摘をいただいたことがありまして、著者のような本社スタッフなら会社を変えるチャンスはあっただろうに・・・と思います。何より、世話になった会社に対して内2013/07/22
シバ
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社長の大賀が独裁経営をしていたことがよく分かった。2012/05/15
Perfectchain
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面白かった。 内部の人間が書いただけに、真実味を感じる。 会社は大きくなると、どうやっても官僚化せざるを得ないのか。 ソニーという名前から創造する世界とは別モノ。2012/01/08
ken123
0
Soso!2007/12/21
