内容説明
健康的で純粋、栄養たっぷりで性格もよし。蛋白質ガールは最高のパートナー！？様々なタイプの女性に出会いながら理想の彼女を追い求める「ぼく」。台北を舞台に若者達の生態を活き活きと描写し、中国の新世代から熱烈な支持を受けたミリオンセラー恋愛風俗小説。
著者等紹介
王文華［オウブンカ］
作家。１９６７年台湾生まれ。台湾大学卒業後、アメリカのスタンフォード大学で経営管理を学び修士号を取得。現在、台湾迪士尼公司の販促部長。台湾大学研修部（社会人向けの学士課程）で教鞭をとるほか、ラジオＮｅｗｓ９８のキャスターも務める
納村公子［ナムラキミコ］
１９５５年東京生まれ。武蔵野美術短期大学卒業後、山西大学に漢語研修生として留学。現在、日中学院講師
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感想・レビュー
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kaoriction@感想は気まぐれに
22
ダグラス・クープランドの『シャンプー・プラネット』や『ジェネレーションX』を思い出した。雰囲気が。上海では『ハリーポッター』を抜き超ベストセラーになった恋愛小説というふれ込み。もっと若い頃に出会い、読みたかったな。オバちゃんにはちょっとキツかった。舞台は台北。若者達の生態を描き熱烈な支持を受けた作品。キツいといいながらも、台湾の文化、ドラマや映画の話題もたくさん出てくるので、オタクでミーハーな私には楽しかったけれども。若い頃に読んでおきたかった、というのはつまり、若い子にオススメの作品。映像化は頷ける。2015/02/11
yukio
0
原書にチャレンジ。おバカな男子2人がいかに女の子と付き合うかということをひたすら語り実践する…話？2016/09/06
パヤパヤ
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女日照りに喘ぐ中産階級高学歴高齢独身男子の最早焦りも超越した達観スレスレの否認、時間稼ぎ、混乱を描いたとして、この男子二人（或いはこれ一人の人間の分裂した自我語りを二人として描いていかねないので要注意）のその女子に対する視点の旧態依然中華ぶりには苦笑。来るべき世界が迎える男子対女子の齟齬、詮じて世界規模嫁不足をいち早く活写したという異議は大いに買うが今日、教育を受けある程度人権を主張出来るようになった女子の階級一般が上がったために、それまで虐待に依拠していた男女という制度が崩壊したというのが早い話しだ。2012/04/09
