神秘と詩の思想家メヴラーナ―トルコ・イスラームの心と愛

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  • サイズ A5判/ページ数 387,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784901689526
  • NDC分類 167.2
  • Cコード C0014

内容説明

ヨーロッパが侵略と覇権争いに明け暮れていた中世期に登場し、イスラームの成熟に大きく寄与したメヴラーナ。彼の思想の礎となったのは常に愛と知識だった。今も世界中の人々に愛され続ける彼の生涯と作品、思想についてトルコ人女性研究者が解説する。

目次

第1章 メヴラーナの生涯
第2章 メヴラーナという人物―彼にまつわる逸話から
第3章 メヴラーナの作品
第4章 メヴラーナの思想
第5章 メヴラーナの影響
第6章 総論
第7章 メヴラーナの言葉

著者等紹介

イェニテルズィ,エミネ[イェニテルズィ,エミネ][Yeniterzi,Emine]
セルジューク大学文学部トルコ語トルコ文学科卒業。現セルジューク大学文学部教授・文学博士。オスマン文学及びトルコ古典文学研究者。イスラーム神秘主義に関する著作多数

西田今日子[ニシダキョウコ]
1971年東京生。武蔵野美術大学で学んだ後、宝飾・貴金属加工業に従事。現在、宝飾品企画・加工「かざりや」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆかり

2
ルーミー(アフガン、バルフ生。スーフィズム(イスラム神秘主義)のメヴレヴィー教団(トルコのコンヤ)の始祖、宗教学者)の生涯と教えを示すの詩の紹介。ムスリムでない人達もルーミーの言葉を好むのがよくわかる。彼は非常に哲学的で、芸術的で、実践家。彼の詩には倫理観、愛、寛容、生き方が詰まっている。メヴラーナ:賢人、わが師を意味、ルーミーのみ指す呼称。様々な教育を受けタフスィール(クルアーン解釈)、ハディース(予言者ムハンマドの言行の伝承)、フィクフ(イスラム法)、アラビア語も含む。「愛とは何か?知りたくば愛せ。」2021/06/28

ゆまち

1
コンヤのメヴレヴィー教団の開祖として知られるメヴラーナ(一名をルーミー)の生涯と詩の数々。メヴラーナの詩ほど寛容で美しく、それでいて平易で心にすっと染み入る言葉を私は他に知らない。詩目当てでも十分お釣りがきます。2010/07/11

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