サンガ新書
ブッダのユーモア活性術―役立つ初期仏教法話8

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784901679817
  • NDC分類 184
  • Cコード C0215

内容説明

悩みや苦しみや怒りにとらわれていると、人は笑顔を失います。怒りをぶつけられたとき、怒りで返してしまうと、こころは汚れてしまいます。いつでもこころを明るく、清らかに過ごすにはどうしたらよいのでしょうか?こころを汚さず、笑顔を失わずに生きるには、どうしたらよいのじょうか?この世のすべては無常であること、執着のできないことがわかるとこころは微笑みでいっぱいになります。お釈迦さまはユーモアたっぷりに世界の見方をお説きになりました。こころを育てる笑いの方法、ユーモア術をお釈迦さまの言葉とともにご紹介します。

目次

1 気楽さと微笑みのすすめ(笑いはこころをきれいにする;こころを育てるユーモア術;無常を知って、気楽な、笑顔の人になる)
2 経典にあるユーモアエピソード(ぶつけられた怒りの扱い方;朗らかに人を導く;伝える相手に合わせて説く;智慧が現れる屁理屈の壊し方;ユーモアは病も治す;引き合うこころ;深刻な悩みの解消法;至福の仏教)

著者等紹介

スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ][Sumanasara,Alubomulle]
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。スリランカ仏教界長老。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHK教育テレビ「こころの時代」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Yuma Usui

27
仏教をユーモアという切り口で紹介。何かを覚えるには楽しみが必要で、学生のような義務による学習ではいずれ忘れてしまう。お釈迦さまは楽しさを見出せるようユーモアを踏まえて教えを説いていたという話。仏教のユーモアには、品格、役に立つ、教えがあるの3つの要素が欠けることなく存在し、経典を参考に紹介している。個人的に「仏教の人は、たとえ地獄であっても苦しむのは自分が犯した罪に適した量だけだと知っています。天国に生まれたとしてもその楽しみは自分がしてきた善行為の量に適した量だと知っています」には目がさめる思いだった。2019/01/16

こなつ

22
笑いとして捉えて楽しむには不学では、笑えないかもしれない。レベルの高い笑いのユーモアかなあ。2017/02/04

雨巫女。@新潮部

7
《私‐図書館》仏教を高校で学びましたが。仏教を身近に感じました。2011/09/17

Humbaba

7
人を騙すことも,生命を奪うことも,ウソをついていなかったり,殺生をしていなかったりする時間と比べれば身近なものである.しかし,誤った信仰に従って生きる時間というのは,誤りが正されるまでずっと続くので,早急に辞める必要がある.それこそが,仏教において天国へと進むために必要なことであると説く.2011/02/12

laughmix

5
波に乗りにくくて最初の50ページが苦痛だったけど、あとはとても面白かった。開き直り感が爽快でした。2014/03/05

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