• ポイントキャンペーン

お釈迦さまが教えたこと
無常の見方―「聖なる真理」と「私」の幸福

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 202p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784901679152
  • NDC分類 184
  • Cコード C0015

内容説明

ブッダが説く「無常」は、「花が散って寂しい」「親しい人が死んで悲しい」といった感情的なものではありません。「無常は聖なる真理」。普遍的で客観的な事実であり、一切を貫く法則であり、幸せに役立ち、悟りに到る智慧の見方なのです。驚くべきブッダの智慧の世界へご案内しましょう。

目次

第1章 「ある」から生じる大失敗(悩むのは、馬鹿げている;知識が不幸の種を蒔く)
第2章 それは「無常」ではありません(俗世間的真理は役に立たない;問題は乏しい観察力 ほか)
第3章 悟らなくても役に立つ(無常はとても明るい話;世間の無常は単なる「わがまま」 ほか)
第4章 無常の世界の予測術(どうして先が知りたいの?;無常批判の大掃除 ほか)
第5章 死を認めれば幸福になる(世間の幸福=大変な苦労;2つの極論=楽観主義と悲観主義 ほか)

著者等紹介

スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ][Sumanasara,Alubomulle]
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事し、ブッダの根本の教えを説きつづけている。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHK教育テレビ「こころの時代」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

a

1
どんなものでも変化する。2020/05/24

あつごん★

1
三度目の再読。読めば読むほど、響きます。2015/09/06

Primavera

1
一般に私達が考える「無常」とブッダの言う「無常」の違いを解説している。内容的には「怒らないこと」と同じ部分が多かった。無常を理解せずに知識ばかりを詰め込むから悩みが生まれる、というのはわかるのだが、その余計な知識の最たるものが哲学であるとあったのには、ブッダの言葉に哲学的なものを感じていた私には意外だった。左開き、横書きという本の作りと価値が変わる情報は覚える必要はないという筆者が話題になった映画などに大変詳しかったのには違和感を感じた。他を貶めるように感じる言葉は、自分が正しいと言うように思えてしまう。2012/05/20

ともとも

1
すべては変化する。 世界も、自分自身も、例外なく変化する。 そのように考えて初めて見えてくること。確かにある。 理性があれば割と容易に理解できるように丁寧に解説されているので、あらゆる価値観に新たな命が吹込まれるような感覚が味わえます。2012/05/03

やまえつ

1
仏教の本には珍しい横書きの本。続世間的な無常を徹底的に批判している。無常が瞬間的な変化なのだという言葉が印象に残った。変化というとある時刻の状態と別の時刻の状態を比較するのが普通だが、そうではなく、今ここの瞬間に起こっている変化を実感することが大切らしい。最後に瞑想法をいくつか紹介しているが、もう少し詳しい情報がほしいと感じた。2011/03/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18101
  • ご注意事項