内容説明
日本と世界を変えたテロの悲劇。彼らをテロリズムへと向かわせたものは何だったのか。
目次
はじめに オウム事件と同時多発テロをあらためて検証する
序章 テロの時代に考えなければいけないこと
第1章 同時多発テロとオウム真理教事件の共通性
第2章 無差別大量殺人を実行したオウム真理教の悲劇
第3章 テロリズムへと向かわせたもの
第4章 日本におけるテロリズムの歴史と世界に与えた影響
第5章 現代のテロ組織とテロリストの実像
第6章 日本でテロがくり返される可能性
おわりに 今こそテロについて考えなおすときである
著者等紹介
島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻、宗教学オウム事件に際し、事実誤認報道に基づくメディアのバッシングに遭い、日本女子大学を辞任。その後、オウムの考察を糸口に、探求の対象を現代日本社会全体に拡げて、『オウム なぜ宗教はテロリズムを生んだのか』(トランスビュー)に結実した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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