内容説明
事故死した妻が書いた小説を発表し、それが大ベストセラーになった唐崎六一が手に入れた新居は、慈善宗教団体「愛と平和の園」が経営母体と謳われた瀟洒なマンションだった。そこに隣接する同じ経営の幼稚園で園児が行方不明になり、その数日後、別の園児が目をキリで突かれた惨殺屍体で発見された。数年前から同じ連続事件を追っていたルポライターの久野麻亜子は、恋人である唐崎と真相を掴もうと動き出すが、その矢先、マンションの住人が次々に殺され、魔の手は二人にも…。鬼才が紡ぎ出す長編ミステリーホラー。
著者等紹介
倉阪鬼一郎［クラサカキイチロウ］
１９６０年三重県上野市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院日本文学専攻中退。草創期の幻想文学会に参加。８７年『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。９７年『百鬼譚の夜』で再デビュー
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感想・レビュー
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asa
1
狂った人達。もう気持ちの悪い世界がここにあります。元モデルの狂った様には人間どころか動物でもない気がします、狂った憎悪というのでしょうか？狂った世界の中心に宗教を持ってくると・・・2010/01/18
Yu。
0
まさにホラー！なんでもアリなジェットコースター的ホラー！ ダリオ・アルジェントも喜んでメガホンを取るでしょう^_^2013/05/25
tonkotsu-seabura
0
タイトルが安直過ぎ、もっと考えてて付ければいいのに。舞台は、宗教団体が経営するマンション。登場人物は色んな過去を背負った住人たち。「一見接点のなさそうな彼らだったが、運命の糸が・・・」みたいな展開になるのかと思ったら、特にからみもないうちにあっけなく殺されたり、拍子抜けだった。2012/05/31
橘未定
0
ホラー。少しだけグロい部分がある。特にこれといった特徴はないので、ホラー好きなら気軽に読める一冊。2009/08/29
