目次
コンピュテーションにおける人間の必要性(社会に役立たないITは評価ゼロ;現実社会の現場発で将来を設計する;コンピュテーションにとって人間が必要とされる意味;アーキテクトの選択肢と寄り添うベースをどこに置くか;コンピュテーションはいまどの位置にあるか ほか)
コンピュテーションによる社会システムの再構築(社会システムのコンピュテーション化は二〇二〇年前後;近代社会の正統性を危機に陥れるコンピュテーションの進化;「人間」と「人間でないもの」の線引きが問題になる時代;コンピュテーション上に「知」を実現するということ;人間という「種」は常に変化する多様性や可能性を持つ ほか)
著者等紹介
神成淳司[シンジョウアツシ]
1971年、静岡県生まれ。96年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。03年岐阜大学工学研究科博士課程修了。96年よりIAMAS助手。01年同講師。06年京都大学非常勤講師。07年慶應義塾大学SFC講師。2000‐06年には岐阜県情報技術顧問等を兼務し、地方行政のIT化、地域活性化の促進に努める。専門はコンピュータサイエンス(産業応用)。農業、製造業から小売業まで社会の様々な現場におけるITソリューション、システムの設計構築を手掛けている
宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年、宮城県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学者。首都大学准教授。テレクラ、援助交際、オウム、郊外化、専業主婦、少年犯罪、学級崩壊、盗聴法など、現在まで多くの分野で発言を行うとともに、教育改革プログラムなどにも参加。「ザッツジャパン」連続シンポジウムの企画にも参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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