That’s Japan<br> 計算不可能性を設計する―ITアーキテクトの未来への挑戦

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That’s Japan
計算不可能性を設計する―ITアーキテクトの未来への挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901391801
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0036

目次

コンピュテーションにおける人間の必要性(社会に役立たないITは評価ゼロ;現実社会の現場発で将来を設計する;コンピュテーションにとって人間が必要とされる意味;アーキテクトの選択肢と寄り添うベースをどこに置くか;コンピュテーションはいまどの位置にあるか ほか)
コンピュテーションによる社会システムの再構築(社会システムのコンピュテーション化は二〇二〇年前後;近代社会の正統性を危機に陥れるコンピュテーションの進化;「人間」と「人間でないもの」の線引きが問題になる時代;コンピュテーション上に「知」を実現するということ;人間という「種」は常に変化する多様性や可能性を持つ ほか)

著者等紹介

神成淳司[シンジョウアツシ]
1971年、静岡県生まれ。96年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。03年岐阜大学工学研究科博士課程修了。96年よりIAMAS助手。01年同講師。06年京都大学非常勤講師。07年慶應義塾大学SFC講師。2000‐06年には岐阜県情報技術顧問等を兼務し、地方行政のIT化、地域活性化の促進に努める。専門はコンピュータサイエンス(産業応用)。農業、製造業から小売業まで社会の様々な現場におけるITソリューション、システムの設計構築を手掛けている

宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年、宮城県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学者。首都大学准教授。テレクラ、援助交際、オウム、郊外化、専業主婦、少年犯罪、学級崩壊、盗聴法など、現在まで多くの分野で発言を行うとともに、教育改革プログラムなどにも参加。「ザッツジャパン」連続シンポジウムの企画にも参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Stayc

2
計算不可能性を排除してはいけない。全体を参照する視座を持った上で、その不可能性が持つ「可能性」にエネルギーを注いでいける人が今の日本には必要である。そこに、未来を作る大きな可能性があるはずだ。2010/12/16

ニョンブーチョッパー

1
2013/12/16

Arowana

1
読了。2017/12/18

伊藤駿汰

0
これからの時代はIT技術を前提としたジェネラリストでなくてはならない。どの領域でもITに詳しくて当たり前でなくてはならない。2017/05/15

むじな

0
情報工学を社会福祉学の文脈に置き換えても共感できる一冊です。バリアフリー(2次的現実)の探求の中からユニバーサルデザイン(1.5次的現実)な社会を構築する必要が出ました。情報化社会における『ITネイティブ』世代と同様に、ポストモダン福祉社会では『人権ネイティブ』世代が台頭します。2025年問題は『介護の質』の危機であり、喧伝される『介護の量』の危機はもう少し先とも思えます。[形式的なコンピュテーション化では結局のところ失敗を繰り返すだけなのです。(中略)結局のところ根源に立ち返っていないのだと思います。]2016/06/19

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