内容説明
ヒトは人間社会だけの価値観で地球を征服しようとしているのでは?鳥羽水族館機関誌に連載の対談集。
目次
天界のミジンコ、地上のヒト(坂田明)
動物とのコミュニケーション(松島トモ子)
四五〇〇万人が訪れた水族館(中村幸昭)
海は幻想曲を奏でない(中村宏治)
回虫+ヒトが四〇年前の日本人だった(藤田紘一郎)
ヒトがクジラとむき合うとき(小谷実可子)
より本物を語るイラストレーション(松岡達英)
アイヌの自然観と生活観(萱野茂)
生存のバランス(荒俣宏)
動物の視点で見る人生観(岡野薫子)
裸族とくらした一週間(黒田勇樹)
日本の神社に森がある理由(宇治土公貞明)
クラゲと拾い物と音楽と(チチ松村)
自然のパワーが人のパワー(立松和平)
著者等紹介
中村元[ナカムラハジメ]
1956年三重県嬉野町生まれ。1980年成城大学経済学部経営学科卒業。1980年鳥羽水族館入社。アシカのショートレーナーなどを経て、企画室長として新鳥羽水族館をプロデュースする。生涯活動や広報のかたわら講演などを通じて、地球や生命とヒトとの関わりについて説く
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。