車掌に裁かれるＪＲ―事故続発の原因と背景を現役車掌がえぐる

齋藤 典雄【著】

アストラ（2006/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 254p／高さ 20cm
• 商品コード 9784901203340
• NDC分類 686.3
• Cコード C0095

内容説明

続発する鉄道の事件・自己・不祥事の背景を、現役車掌が会社の圧力をはねのけ、昇進をあきらめて告発する。

目次

第１章　続発する鉄道の事件・事故を当事者として追及する（０５年４月　ＪＲ福知山線事故の深層；０４年１０月　新潟中越地震での上越新幹線脱線　ほか）
第２章　車掌の仕事を何から何まですべて白状（車掌の１日・１周間を大公開；ＪＲに飛び交う謎の業界用語はこれだ　ほか）
第３章　事故続発の背景にある労組対立と管理体制（ＪＲ総連傘下の東労組と国労の戦い；私がサイテイであり続ける国労の昇進差別　ほか）
第４章　わが国労の分裂と再統一（国労分裂の危機；再生と団結への未来が見えてきた）
第５章　車窓から味わう四季

著者等紹介

齋藤典雄［サイトウノリオ］
ＪＲ東日本社員。１９５５年山形県生まれ。高校卒業後上京して７５年、国鉄に入社し新宿駅勤務。現在ＪＲ東日本三鷹車掌区で車掌として中央線を完全制覇。国労組合員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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