噺家渡世―扇橋百景

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901174237
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0076

内容説明

前代未聞の内弟子修業。名人三木助から小さんへ、そして…。当代古典派大看板が、天職「落語」に捧げた波瀾の寄席高座五十年を初めて語る。

目次

序章 縞の着物で白足袋(落語との出会い;浪曲か落語か)
第1章 風の中なる寒椿(春夏秋冬;都会は遠い ほか)
第2章 師匠三木助との日々(三木助に入門;田端の家 ほか)
第3章 増えて嬉しい鯉のぼりィ(忍び寄る病魔;最後の高座 ほか)
第4章 長いまくらが売り物(小三治をよろしく;「五つのはなし」で腕試し ほか)
第5章 あたしの渡世日記(勝負師の弟子;不思議な「中」の縁 ほか)

著者等紹介

入船亭扇橋[イリフネテイセンキョウ]
本名・橋本光永。昭和6年5月29日、東京・青梅市生まれ。飯能高校中退。昭和32年12月17日、三代目桂三木助に入門して木久八。昭和36年三木助没後、五代目小さん門へ。同年5月、柳家さん八で二つ目。昭和45年3月、九代目入船亭扇橋で真打昇進。昭和56年文化庁芸術祭優秀賞、昭和58年芸術選奨文部大臣新人賞。(社)落語協会理事。出囃子は俄獅子。俳号は橋本光石

長井好弘[ナガイヨシヒロ]
昭和30年、東京・江東区生まれ。昭和54年、読売新聞社入社。現在、東京本社文化部次長。都民寄席実行委員、浅草芸能大賞専門審査員。また林家正楽と共同制作の『正楽寄席かるた』(奥野かるた店)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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