内容説明
わかっているようで誰も知らなかった建築コストのカラクリ建設業界の常識・理想・現実…資金ぐりから施工者さがし、セルフビルドのノウハウまで超スーパーローコストハウスを500万円でつくる本。
目次
第1章 ぼくが500万ハウスの設計を鈴木隆之さんにお願いした理由
第2章 「激安的住居」の「思想」と「敵」
第3章 500万ハウス設計&建築日誌
第4章 How to build「激安的住居」
第5章 「回想と予感」
著者等紹介
鈴木隆之[スズキタカユキ]
1961年、千葉県生まれ。建築家・小説家。京都大学卒業後、アトリエ・ファイ建築事務所を経て、91年に鈴木デザインネットワークを設立、主宰。主な建築作品に『緑町の家』『S・HOUSE』『渋谷マークシティ遊歩道』などがある。1987年に『ポートレイト・イン・ナンバー』(現代企画室)で群像新人文学賞受賞。現在、京都精華大学芸術学部助教授
藤井誠二[フジイセイジ]
1965年、愛知県生まれ。ノンフィクションライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Yoshie S
3
建築は作り込むとアートだなぁと思う。 真似はとても出来ないけど、こういうふうに解析することは必要だと思った。 建築家の鈴木さんの哲学に共感した。仕事の姿勢として身が引き締まる思いになった。2017/11/14
takumi
0
ローコスト化を素人工事によって成立させたという感じしか読み取れない為、あまり釈然としない。実際にはいろんな工夫があると思うのだが伝わってこない為「いろんな苦労があったけど、自分達で作って楽しかったー」って言ってるだけに感じた。書籍化することの意味を感じない!2013/11/24