出版社内容情報
【セールスポイント】
UNIXとインターネットに関するセキュリティのすべて!
【発刊の目的と内容】
パスワードの盗聴、迷惑メール、機密情報の漏洩など、UNIXとインターネットにおけるセキュリティの問題は深刻である。本来、セキュリティとは無縁の世界から発したUNIXとインターネットにおいて、それを意識しない運用は危険である。また、利便性との兼ね合い、人的問題など複雑な問題でもある。しかし、長年のノウハウの蓄積も十分なので、うまく運用すれば正しいセキュリティの確保は可能である。本書は、これらの情報を圧倒的なボリュームによって隈なく解説した。
【購読対象者】
UNIXユーザ、システム管理者、ネットワーク管理者
内容説明
インターネットにおいてセキュリティが重要課題であることは、いうまでもないが、そのインターネットの世界で、メールサーバやゲートウェイマシンのOSとしていまだに広い支持層を持つUNIX。UNIXのセキュリティ機能は、必ずしも万能ではないが、それを補うノウハウの蓄積、機能拡張や改良のおかげで今日の地位を築いてきた。本書は、UNIXやインターネットでのセキュリティのノウハウやテクノロジーを網羅的に俯瞰し、解説した、まさに集大成である。
目次
1 コンピュータセキュリティの基礎
2 ユーザの責任
3 システムセキュリティ
4 ネットワークおよびインターネットのセキュリティ
5 高度な事項
6 セキュリティ上の問題が発生した際の対処
7 付録(UNIXセキュリティチェックリスト;重要なファイル;UNIXプロセス ほか)