出版社内容情報
【セールスポイント】
GNUツールによるソフトウェア開発のノウハウ!
【発刊の目的と内容】
市販品を陵駕する機能とその実績からUNIXプログラミングのスタンダードとなっているGNU関連プロダクツのツールやユーティリティ群を、ソフトウェア開発という横軸に展開して、そのノウハウや開発テクニックを解説した。
具体的には、Emacs、gcc、GNUライブラリ、アセンブラ、デバッガ、make、RCS、gprofなどの基本操作、それぞれのツールやファイルとの連携方法、あるいはGNU関連ツールのインストール手順などを網羅してある。なお、対象としたツール類はCygnus Solutions社のパッケージを利用した。
【購読対象者】
UNIXプログラマ、システムエンジニア
内容説明
GNUツール群の中からエディタ(Emacs)、コンパイラ(gcc、g++)、デバッガ(gdb)、ライブラリ(liba、libg++)、リンカ(ld)、アセンブラ(as)、プロジェクト管理ツール(make)、バージョン管理ツール(RCS)、プロファイラ(gprof)などの使い方、具体的な応用例をまとめました。単体のツールを取り上げるのではなく、それらを他ツールとの関連や連携を考えて、実際のプログラム開発に対応させて総合的に解説しました。
目次
1章 フリーソフトウェアの開発環境に向けて
2章 UNIXオペレーティングシステムの概要
3章 Emacsを使ったソースコードの編集方法
4章 gccを使ったコンパイルとリンクの方法
5章 ライブラリ
6章 C言語やC++で記述したプログラムのデバッグ方法
7章 makeを使った自動コンパイル
8章 RCSを使ったソースコード管理
9章 プログラムの計時とプロファイルの方法