海へいこうよ

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 26cm
  • 商品コード 9784900656956
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

著者等紹介

黒澤絵美[クロサワエミ]
茨城県龍ヶ崎市生まれ。京都成安女子短期大学(現・成安造形大学)卒業。デザイン事務所勤務後、イラストレーターとして独立。20代の初めに視力が低下しだし、やがて失明する。鍼灸学校で学び、国家資格を取得、鍼灸院開業。小説『仙人のお守り』で長塚節文学賞優秀賞受賞

かべやふよう[カベヤフヨウ]
愛知県豊川市生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。会社員を経て95年よりイラストレーターに。2000年にミラノで結成された「カミッラのおともだち基金」の子供図書館作りに賛同、活動に協力している。作品に『だったらいいな』(ボローニャ国際絵本原画展入賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

15
家の中で世界探検をしたり、たたみをクレヨンで海にしてしまったり、エネルギッシュで大胆な絵本に圧倒されて、後書きを読んだら深い感銘を受けました。 かべやふようさんの手で描かれた絵を、黒澤絵美さんは見ることができないのです。 突発性視神経萎縮症という難病で視力を失った黒澤さんの、思い出と心象風景だったのです。 視力を失っても、フルマラソンを走ったり、チャレンジ精神旺盛でアクティブな黒澤さんは、そのエネルギーを子供時代から持っていたのですね。 あっけにとられる絵本ですが、たくましさに圧倒される絵本です。2019/10/30

どあら

14
図書館で借りて読了。文章を書かれた、黒澤絵美さんは目の不自由な方です。私も駅や街で目の不自由な方を見かけますが、中々声を掛ける勇気がありません…。あとがきに載ってたように「何かお手伝いできることはありませんか?」と言えばいいのですね。やってみます。2016/09/04

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

12
この絵本の原作者、黒澤絵美さんは原因不明の病気で中途失明者。でもそれから鍼灸師の資格を取ったり、フルマラソンされたりと前向きさは凄いなぁと感じました。小さい頃の思い出を振り返り描いた絵本。お母さんが出掛けたおうちの中は子供たちのやりたい放題。懐かしい気持ちになりました。畳にクレヨンで海を描くとはビックリでした。実際に子供にされたら笑えない・・・。2015/09/14

ケニオミ

4
お母さんが出かけた後、おうちは子供たちの想像空間に早変わり。地球儀を回し、指で止めたところを再現します。おうちにあるものを使い、想像力を働かせ、お姉ちゃんと妹二人のごっこ遊びます。そのうちおばあちゃんの家が鵜に道かったことを思い出した二人は、ごっこ遊びを続け・・・。子供の頃の同じようなことをしていたことを思い出し、懐かしくなりました。やりたい放題の家に戻ったおかあさんの苦労は絶えませんね。2014/08/17

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