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脳はここまで解明された―内なる宇宙の神秘に挑む

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784900594715
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0040

内容説明

細胞のカタマリに、なぜ人間は動かされるのか?脳を知るために脳を創る、科学のあくなき挑戦。

目次

第1部 「脳を創る」ために(脳になりうる機械はあるか;驚くべき脳の性質;ニューロンから脳をのぞく ほか)
特別寄稿 脳科学の高峰から(脳―内なる宇宙;脳を創る―脳の数学は可能か;人間の情報化)
第2部 DISCUSSION 脳とこころを結ぶもの(合原一幸;伊藤正男;松井孝典)
(ヒトを人間にしたもの;脳という機械;こころという煩悶)

著者等紹介

合原一幸[アイハラカズユキ]
東京大学生産技術研究所教授、科学技術振興機構・ERATO合原複雑数理モデルプロジェクト研究総括、放送大学客員教授。1982年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。東京電機大学工学部助教授、西オーストラリア大学理学部客員教授、北海道大学電子科学研究所客員助教授、東京大学大学院工学系研究科教授などを経て、現職。専門は、カオス工学、数理工学、生命情報システム論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sun

6
少し前の研究報告。対談が面白い。脳はデジタルでアナログで波動でもあり… まさに複数系。 読んでる最中に人工知能が囲碁名人に勝ったとのニュース。新しい、ブームが来るだろう。2016/03/12

ハチ

1
対話に筆者に重鎮ばかりで豪華かつ重厚!もちろん学生や興味関心向けの為内容はダイジェスト版にならざるを得ないが十分神経科学、脳科学のフロントラインを浮き彫りにしている。揺らぎ。カオス。非線形。フラクタル。定性分析。定量分析。分子。細胞。組織。それらを往還している貫通原理をまだ掴めない難しさとやりがいを示している。学生にオススメ。2017/09/12

misui

1
研究の紹介と研究者対談。脳研究にネットワーク理論や複雑系を導入し、工学的にそれを再現することで脳の情報処理原理を探るという試みが紹介されている。後半はわりと自由な対談で研究者の生の声が聞ける。いくつか面白いキーワードが拾えた。2011/06/22

Mami

0
前半…分かりやすくておもしろい!数学は本当に役に立っている!エルデシュナンバー。後半…3人の対談のレベルが高い、すごい。物理専攻でも生命科学かなり詳しい。2008/09/27

いかちょー

0
なるほど、2004年の段階でここまで解明されたのか。最新の状況を知りたくなった。2010/02/09

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