完本・建築探偵日記

完本・建築探偵日記

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784900456686
  • NDC分類 523.136
  • Cコード C0052

内容説明

元祖建築探偵がバブルの発生から終結(1986‐1995)まで、取り壊しの危機にさらされた東京の名建築のゆくえを追い続けた十年間の路上観察記。その間、唐破風型の銭湯は次々と消え、看板建築の数々の名作も地上げの嵐に吹き飛ばされ、東京駅前の丸ビルも今はない。しかし建築探偵はくじけない。歴史に刻まれた建物の生きた姿を求めて今日も行く。著者撮影写真多数収録。

目次

日本の高さを決める水準原点標庫
都庁のテーノービル
築地のナンデモヤ
高輪の火の見は残った
国会裏の住宅群
乃木邸の西洋館の謎
蜂須賀侯爵邸の抜け穴
鳥居坂の旧小田良治邸
池袋のアーリー・アメリカン
鳩山家の音羽御殿〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kumako

14
23年前の出版で、一番古い日記が36年前のものなので古いです。江戸東京たてもの園に保存する建物を探す日記は堅苦しくなくてヲタク感があり(笑)読んでいて共感しまくりでした。 幽霊屋敷っぽいという“小田良治邸”が一番惹かれました。塔と正面の出窓が素敵。天体ドームを作った無駄金も金持ちならではですね…。一緒に探偵した気分で面白かったです。2022/07/09

ぴょこたん

9
東京たてもの園に行く予定の方にお勧め(私のことですw) 東京たてもの園への移築に藤森さんは関わっていたのか! 移築の過程を知った上でたてもの園行けるのは幸運だ。但し、写真挿入の場所がいまいち。探偵本なのに、写真が先にあってネタばれになっていた。それに、藤森さんが説明した部分の写真がないのも不満。とまれ、もう一度読むことになるだろう。2017/11/12

keroppi

5
図書館のリユースコーナーで入手。貴重な建築物を巡る。この本が発行されたのは1999年。現在では、すでに多くの建築物がなくなっている。いくつかは「江戸東京たてもの園」に移設されているらしい。ぜひ行ってみたいものだ。2016/05/27

はにゅ

1
いい建築って、中に入ってみたいんですけど、けっこう見学不可の場所も多いんですよね・・・この本の中から興味のある建築を見繕うといいぞ。2007/07/07

yanapong

1
東京都内の明治~昭和初期にかけての近代建築ガイド。本書に収録されているが今では取り壊されている建物も。2011/07/24

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