あおぞらビール

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784900390157
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0076

目次

第1章 恐慌(日本一短い川下り;マルちゃんの屈辱;メビウスの虻地獄;三途の川、死万十川)
第2章 哀愁(旅の友は珍獣;マーキング;ものすごい快感;ものすごい充実感;露天風呂をつくろう)
第3章 人間模様(ミツ子、103歳;ヒューズボ軍団;なぎさの視線をひとりじめ;超文化的橋の下生活;省略ユースホステル;日系三世)
第4章 青空麦酒(ラクダ記念日;お茶漬け物語り;ガラスの腰;ギタレレ)

著者等紹介

森沢明夫[モリサワアキオ]
1969年、千葉県生まれ。早稲田大学人間科学部を5年かけて卒業。20代の多くを野宿放浪に費やしながら、学生時代より雑誌編集に携わる。後に、出版社、編集プロダクションを経て平成12年に独立。フリーのライター、エディター、プランナーとして活躍している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユザキ部長

67
森沢さん自身の作家デビューの頃の話。あっちこっち車や単車でキャンプに向かい、あおぞらビールを飲み、必ず下(マーキング)をする。車がデリカスターワゴンだもんな~約20年前ぐらいが全盛期かな?まぁどこのキャンプ地は「夏見のホタル」思いだします。ビールがうまいと感じるのは、人生を謳歌してる証拠。その通り!2014/10/06

美登利

60
ゆうぞらを先に読んでしまったのですが、この本はまだ森沢さんが小説家として売れる前なのですね。著者紹介のページに有名作品名がなかったので。主に大学生時代に野宿をしていた頃の楽しく愉快な体験のエッセイですね。語り口は私の好きな原田宗典さんと少し似てるような雰囲気と感じました。マーキングネタなどは特に。面白かったのは、103歳のお婆さんの話と、日系三世の話でした。やはり全国各地を旅して様々な人に出会う体験は若いうちにしか出来ないことですよね。それが今の小説への下地となってると思います。2015/01/17

しょこ

45
私の好きな作家の一人、森沢明夫さん。著書のブログもよく拝見しているのだけど、この人は本当に人生を楽しむのが上手な人なのだー!!一緒にキャンプ行きたい、野遊びしたいっ☆いい意味で、男とか女とか越えた中性というか…いちホモサピエンスとして体中の感覚フル稼働で一緒に楽しい時間が過ごせそう。ニヤニヤニヤニヤ。特にギャオと橋脚の下のおじさんのお話が好きだったな。こんな少年心を忘れない、自然大好きな森沢さんだから、小説の自然描写も美しいのだなぁ。引き続き『ゆうぞらビール』も読むぞ♪2016/09/23

ぶんこ

45
椎名誠さんと相通ずるキャラクターですが、小説と同じで、私は森沢さんに共感。 男だったらなぁと、思い描いていた旅やの姿がありました。 めちゃくちゃ羨ましい。 ビールが飲めないのが、 こんなに残念と思えるエッセイも珍しいです。 2015/01/06

七色一味

45
読破。タイトル通りビールと、アウトドアなエッセイ集です。思わずニヤリと笑ってしまったりします。オカモトさんの製品ラインナップを、思わず確認してしまったけど(笑) ゴムはゴムでも、ちと製品の方向が違うような^o^ 2013/10/09

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