千葉一族入門事典―日本史を駆け抜けた月星の武士たち

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784899920137
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0021

内容説明

千葉市が開府されたのは1126年。890年を越える永い歳月の中で、千葉市は大都市に成長したものの、そのルーツを知る人は少ないのでは。この『千葉一族入門事典』は、その名前通り、太祖千葉常胤をはじめ、千葉氏の歴史と文化をわかりやすく解説する入門書。各分野の研究者、ゆかりの方が執筆。歴史に根ざしたストーリーのある町を目指す千葉、これからの歴史探索、町歩きのはじめの一歩として、ご活用ください。

目次

あの町のお祭りも千葉氏ゆかり!千葉氏の祭
歴史―千葉氏はこうして時代を動かした(平安・鎌倉・南北朝・室町時代;戦国時代;江戸時代)
人物名鑑―歴史は、この人たちでつくられた!(千葉一族のキーパーソンをご紹介!千葉氏の重要人物たち;あの歴史上の人物も千葉氏と関わりが!千葉氏と関わった有名武将たち;千葉氏はこんな才女・俊英を生んだ!千葉氏の血を引く有名人物たち)
経済・文化・宗教―千葉氏がもたらしたものは?(経済史から見た千葉氏;千葉氏と文学;千葉氏の信仰;千葉氏と禅宗;中世の千葉の街)
散策・研究―読む、歩く、知ればもっと面白くなる!(千葉氏の城めぐり;全国に広がる千葉一族;千葉氏の歴史文献;もっと知りたくなった人たちのために千葉氏をよく知るための15冊)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

20
入門事典とあるが、本書を読みこめば桓武平氏の流れを汲む武家の名門千葉氏の歴史とその膝元で発展した同時代の千葉の経済・文化・宗教にも一定の知見を持てること請け合いの内容の濃い一冊。千葉の歴史散歩のお伴にも好適と思う。表紙の常胤公の袖にもあるように千葉氏の家紋は月星、九耀、十耀だがいかにも平氏らしい典雅な感じが素敵である。P153に載る中世の房総地図は今より遥かに大きい霞ケ浦と江戸湾が目立ち、現・江戸川に流れ込んでいた利根川を始め大小の河川が流れるまさに水郷であり、現代とは違う様相に思わず目を疑う。過去からの2019/09/27

齊藤 尚哉

2
千葉県全面バックアップ感がある。入門書にしては愛が深い。2021/10/17

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