内容説明
初代MacintoshのFinder上で起動するアプリケーションの作成過程を、MC68000のアセンブリ言語だけで記述した全ソースコードを示して解説。ソースコードを入力し、アセンブルしてアプリケーションとしてリンクする工程を実体験できる環境構築法や一般的なパソコン上で初代Macのエミュレータを動かして開発環境を構築し、実際にアプリケーションを作り動かしてみる方法も詳しく解説します。すべてアセンブリ言語で記述することで68000に慣れ親しみ、Toolboxをより深く理解できるのです。
目次
第1章 MC68000とMacintosh
第2章 MC68000のアーキテクチャ
第3章 MC68000のインストラクション
第4章 Macintosh誕生までの経緯
第5章 初代Macintoshのハードウェア概要
第6章 Macintosh Toolbox詳解
第7章 Macアプリのプログラミング実習
著者等紹介
柴田文彦[シバタフミヒコ]
1984年東京都立大学大学院工学研究科修了。同年、富士ゼロックス株式会社に入社。1999年からフリーランスとなり現在に至る。大学時代にApple 2に感化され、パソコンに目覚める。在学中から月刊I/O誌、月刊ASCII誌に自作プログラムの解説などを書き始める。就職後は、カラーレーザープリンターなどの研究、技術開発に従事。退社後は、Macを中心としたパソコンの技術解説記事や書籍を執筆するライターとして活動。時折、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士として、コンピューターや電子機器関連品の鑑定、解説を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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