内容説明
世界を牽引する国・日本！世界の多数の国が崩壊し始め、いま、「日本出動」の時！
目次
第１章 二〇一六年「日本の時代」が始まった
第２章 日本が目覚め、アメリカ、中国が報いを受ける
第３章 腹黒いアメリカとどう付き合えばいいか
第４章 なぜ、日本はこれほど素晴らしいのか
第５章 なぜ、日本はアジア諸国から尊敬されているのか
第６章 「日本的」であることが、そのまま世界戦略になる
第７章 品のある日本の「文化」が世界を幸せにする
著者等紹介
日下公人［クサカキミンド］
評論家。日本財団特別顧問。三谷産業株式会社監査役。日本ラッド株式会社監査役。１９３０年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、（社）ソフト化経済センター理事長を経て東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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tetsu
15
★４ これもまたいいですね。 直前に読んだ古市憲寿「だから日本はズレている」とはまた対照的に、 これからは日本が世界を牽引するという主張。 日本アニメのファンが世界中にいて、それを見て育った子供たちが成長すると日本のファンになる。 地政学的な特徴も有利に働いたと思うけど、何千年にもわたってつちかわれた日本の良さが「仲良く暮らそう」。すばらしい。 「普通の国民がみんな賢いのが日本」「品のある日本の文化が世界を幸せにする」「なぜ、日本はこれほど素晴らしいのか」などなど。 読んで嬉しくなる本です。2017/03/05
T坊主
11
１）楽観的に日本の時代が来ると書かれているが、獅子身中の虫がいて、日本の体制を変えようとあがいている連中も多いことを知っておくべきでしょう。２）たかりには気をつけようと。その通りで、シーシェパードと和解したとか、慰安婦問題で金を払ってしまったが、朴大統領辞任が迫っているようだが、破棄され増額要求になるでしょう、そして韓国は国際条約が守れない国と世界から見られるでしょう。この国とはまともに相手をしない方が良いのでは。３）本は２月に発刊されたが、これを読んでいたらトランプ氏が大統領になると予測できたのでは。2016/12/04
Akimichi Tobita
2
現日本の問題点を著者の視点で言いながらも、日本に対する愛情が溢れています。かつての日本人がいかに真剣に国や歴史、文化を愛し国を守る血の滲む努力を重ねて来たか再認識させられます。自国の歴史を理解してこその憲法であり外交、経済活動だと思います。今思うと私は約10年前に理解できない不安を抱くようになり自国の歴史に関する本を読み漁るようになりました。本文のマレーシア独立前の憲法に関するやり取りの著者の父の言葉が感動的でした。2016/05/23
がんちゃん
2
日本という国は昨今の混乱している世界情勢の中でも、唯一深刻な国内問題を抱えていない先進国であり、その安定した経済力で相対的に影響力が上昇している。 文化強国が覇権を握るという説は納得であり、現在の文化強国は西のアメリカと東の日本という構図であり日本の勢いは増している。この文化力というソフトパワーはGDPには現れず、また、国際政治という権謀術数からは無関係である。案外、世界のリーダーになる国は力の抜けたお人よしの国なのかも知れない。2016/04/10
