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哲人政治家 李登輝の原点

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  • サイズ B40判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784898316498
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0234

内容説明

李登輝は、アジアではなく「世界の哲人」だ。李登輝の行動と思想を支えてきた心と精神の世界とは―。中国に屈することなく「新台湾人」のアイデンティティを確立し、日本の文化・精神を知り尽くした哲人政治家のすべて。

目次

第1章 我(強すぎる自我と苦闘した青年時代;「なぜ私は李登輝なのか」を問い続ける ほか)
第2章 死生観(日本は「死生観」、中国では「生死観」;台湾人に衝撃を与えた日本の救援隊 ほか)
第3章 場(立体観が欠落している中国の世界観;日本は念仏平和主義を捨てて現実と向き合わねばならない ほか)
第4章 超越(「台湾問題」を三つの次元で考える;日本と台湾がそれぞれに直面する「現代の超克」 ほか)
第5章 史観(李登輝の歴史観と国家観;出会った相手によって国家の運命は変わる ほか)

著者等紹介

黄文雄[コウブンユウ]
文明史家、評論家。1938年、台湾生まれ。1964年来日、早稲田大学商学部卒業。明治大学大学院修士課程修了。『中国之没落』(台湾、1991年)が大反響を呼んで以来、旺盛な執筆・評論活動を展開している。巫福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のりまき せんべい

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途中まで読んで辞めちゃった。李登輝の伝記か何かを先に読んでから読めば良かったかも。2012/02/25

チョビ

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また再読したい本。哲学の面から李登輝氏を切り込む方法。相当な知識がないと読み込むことは出来ないと思う。台湾と中国の関係に関しては他の追随を許さない著者ではあるが、専門外だけに、どうしても哲学の部分は教科書的になってしまっている。李氏にしても黄先生にしても、外内面共に年々渋みが増しているが、逆に言うと、彼らを休ませない台湾と国際社会と言うのはなんとも脆弱とは思った。2011/11/11

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