目次
わが任侠映画ベスト・テン―序に代えて
マキノ節を求めて―「映画渡世」ができるまで
『次郎長三国志』シリーズ解説―スタッフ・キャスト・見どころ
任侠のこころ―マキノ雅弘監督インタビュー
邪劇と芸術―マキノ正博と山中貞雄
早い安い面白い第一主義―マキノ正博からマキノ雅弘へ
浪人街の白壁にいろはにほへとと書きました―後記に代えて
著者等紹介
山田宏一[ヤマダコウイチ]
映画評論家。1938年ジャカルタ生まれ。東京外国語大学フランス語科卒。1964~67年パリ在住。その間「カイエ・デュ・シネマ」誌同人
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はじめ3号
1
森繁さんは石松が一番好き。 赤ひげも好き2009/11/17
はじめ3号
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カツドウ屋 マキノ雅弘の神髄。ワンピースが目指している次郎長三国志の世界。森繁久彌、小泉博、小堀明男の色気、越路吹雪、若山セツ子、久慈あさみ、藤純子のいじらしさと色気。廣澤虎三の朗々と響く声。マキノ監督のサービス精神にあふれた映画精神。大衆のために撮り続けたその作品は人間を描き切っていると思います。 2014/04/24
でおでお
0
任侠映画を多く手掛けたマキノが、ヤクザを賛美しする東映ヤクザ映画やテレビドラマの木枯らし紋次郎を批判するのが興味深い。2009/05/14