エホバの証人の子どもたち―信仰の子らが語る、本当の姿

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エホバの証人の子どもたち―信仰の子らが語る、本当の姿

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898251331
  • NDC分類 198.99
  • Cコード C0014

内容説明

吐き出したくても吐き出せなかった、内面の率直な想い。子どもに対する輸血拒否などで話題にのぼる「エホバの証人」。当事者である子どもたち自身が胸の内を語る。

目次

プロローグ 恵まれた人びとか、犠牲者か
1 エホバの証人の子として
2 実生活と信仰のはざま
3 エホバの証人として育てられた結果
4 自分らしく生きる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CCC

5
冒頭のエフェソス六章は重い。体罰とよくセットで使われた定番の聖句だ。この様子だとどうやらローカルじゃなく、組織全体で使われていたらしい。この場合従順と服従は同義である。内容に関しては、時代や国などの背景や、他の宗教と比較してどうなのかというような広い視点が欠けているものの、しかし二世信者の生の声を拾い上げようという試みは価値あるものだと思う。個人としての宗教は思想や信仰の問題で語られがちだが、現実の宗教は人と人の間で生きるもので、関係性を無視しては実態は掴めない。それは聖書を読んでも分からない事なのだ。2017/01/09

ybhkr

2
身内が信者。しかし、わたしにはクリスチャンであること以外教えられず、けっこう最近知った。この本を読んで、今までなぞだったことが府に落ちた。父が亡くなる前に信者である妹(わたしから見た叔母)に怒ったり叱ったりしていたと聞いていたけど、離婚するしないを親戚中巻き込んだ挙げ句に結局信仰をやめることがなかっただったのか。子供達のおかしな発言も今なら納得がいく。なぜ崩壊してまでの信仰なんだろう?と思ったけれど、人間関係のシステムがそうさせているのだろう。この宗教に入らないことが亡き父への親孝行のひとつだと感じた。2016/03/10

Yukicks

1
今まで何故か読まなかった本。エホバの証人の2世問題について網羅されている。著者の行っている活動には頭がさがる。著者も多大な影響を受けてきたことが内容からも文体からもわかる。2011/05/11

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