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内容説明
一人の芸人の日記という枠を超え、同じ時間を生きるわたしたちの日々を映し出す。“生きていく”ことの喜びを、確かに教えてくれる9年目(2013年)の記録。
著者等紹介
板尾創路[イタオイツジ]
1963年大阪府生まれ。86年お笑いコンビ130Rを結成。芸人としてバラエティー番組などに出演する一方、映画やドラマ、舞台に多数出演し、俳優としても活躍。監督作品もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
20
毎年の楽しみの一つ、板尾日記である。気付くと9冊(9年)なのだなぁ。今年の写真は女優・酒井若菜の撮影。この写真の良さが今ひとつわからなかったが、215〜6ページの写真がすごく良いと思った。相変わらずしょっちゅう病院に行っている。わずかの不調にも敏感に対応しているから芸能人は若くいられるのかも知れない。英美ちゃんの事が小まめによぎるのは切ないが、次女ポコちゃんの姿が可愛らしい。読むといつも思うが、芸能人のTVに映らない部分の忙しさがよくわかる。板尾を泣かせる関根麻里に好感を持った。2014/04/21
アーチャー
19
いつも「板尾日記」は書店で立ち読みをしながら一人クスッと笑いながらも、決して買うことはなかったのだが、たまたま書店で手にした本書がサイン本だったので迷わず購入した次第。読んでみて芸能界ってハードな職場なんだな~とあらためて認識させられ、板尾さんの不思議でシビアな魅力を満喫しました。これから遡って「板尾日記」を読んでみようかな思ってます。2014/05/04
澤水月
11
新しい命が授かっても亡くした命への思いは募るばかりなのが切ない。知人、愛馬ほか全体に濃密な死や病の匂いに満ちている…だがささやかな喜び、出演中作品への毒舌もたくさんで本当に率直。1年後に明かされる思い、9年積み重ね稀有な記録に。5巻が人生読書体験最大の恐怖だった…2014/03/10
くさてる
8
淡々とした生活と仕事の記録。でも、忙しく、疲労や体調不良に悩まされる日々の中、家族の存在に癒され、新たな仕事へのチャレンジにやる気が湧く板尾さんの姿は、いつのまにか自分にとって、とても身近に思えるものとなりました。この日記も9冊目。板尾さんご自身にとってもこの本と読者が大切な存在になっているのだなと感じられる個所があって嬉しかったです。これからも板尾さんとご家族が健やかで楽しい日々を送りますように。2014/03/22
kazkazkaz
3
板尾日記9冊目。これまであまり見せなかった、板尾自身の死生観や、宗教観が垣間見れて興味深い。「神様、仏様に全部頼るのではなく、己で出来る事は精一杯やる」「生きるという事は死ぬ事が前提な訳やから、どう死んだか、死んだらどうなったかが一番の輝きどころだと真面目に思う」あと、最後の大晦日の日記にも書いているけど、なんだか年中、風邪を引いている印象(笑)お体大事にして下さい。ポコちゃんのためにも。自分のためにも。2014/02/27