戦争のかたち

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  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784898151556
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0072

内容説明

行って、見て、さわれる戦争。戦争遺跡を求めて、バイクに乗って旅立った。海岸へ、山奥へ、住宅地へ…。かつて、そこに「戦争」があったのだ。日本全国73カ所、ガイド付き。

著者等紹介

下道基行[シタミチモトユキ]
1978年、岡山生まれ。2001年、武蔵野美術大学油絵学科卒業後、偶然にも戦争の遺構と出会い、記録すべくカメラを購入。以来アルバイトをしながら、3カ月に1度のペースで全国の撮影旅行を重ねる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

39
初読。2014年911冊め。ネットで知ってから気になっていた本。戦争の語り部は人から物になりつつある。保存について考えなければ。2014/10/24

更紗蝦

11
戦争遺跡をテーマにした写真集ですが、見た目だけでは何のために作られたのか分からない物が多い上に、風景の中に溶け込んでいたり、花壇やベンチなどに再利用されている物もあるため、解説を読まないと日常を写し取った風景写真か一時期流行した廃墟写真の類かと思ってしまいます。戦争のために作られた物が、いまだにこうして存在しているという事実を突きつけられると、戦争は「もはや数十年前のこと」なのではなく「ほんの数十年前のこと」なのだと思い知らされます。2015/01/27

えみー!

3
こういう視点から戦争を考えるのは初めて。 この国に、こんなに多くの戦争の建造物があるとは。 トーチカ、砲台、 掩体壕、兵器試験場 の数々に、確かにこの国は、戦争をしていたんだと気づく。 著者の言う、これら建造物を町や人と共存できるスペースとして保存したいという考えに納得。 砲台跡に住む人のように。2019/09/10

k_jizo

2
★★★森美術館 六本木クロッシング2013で知って興味をもった下道氏の作品 大阪や調布掩体豪などの史跡は是非行ってみたい。2013/12/01

だいこく

1
戦争の遺跡の写真が中心の一冊。撤去されず街中に溶け込んでいるものもたくさんあるんですね。なんだかすごく遠い昔のよう。ほとんど写真なんですけど、もう少し、著者の意見というかまとめが最後にあってもよかったかなぁ。2010/03/17

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