出版社内容情報
年々パワーアップする岩井さん。今年のラフォーレでの展覧会は、集客数延べ1万人の大人気。デジタルとアナログを融合して、人とコンピューターがインタラクティブな関係になれる、岩井俊雄の仕事を満載！
日本を代表するメディアアート作家による様々な作品とそのコンセプト、仕組みなどが詳細に書かれており、メディアアーティストを目指す人にとって、最適な入門書である。
●知識をつむぐインターフェース
使い慣れた杖、運転し慣れた自転車がそうであるように、使いやすい道具は、人間の持つ本来の能力を発揮させ、その機能を純粋に、透明に拡張させる。道具と人間を取り持つ「使いやすさ」の技術であるインターフェース技術は、したがって、知識創造という人間本来の能力を純粋に、透明に拡張させる知識エンジンの不可欠の要素である。
内容説明
メディアアートって何だ！？過去と未来、アナログとデジタルを縦横無尽にかけめぐる、パラパラマンガをアートに変えたメディアアーティスト岩井俊雄、初の全仕事本。書き下ろしスーパーパラパラマンガつき。ページの端をパラパラめくってみよう。
目次
１ パラパラマンガからの出発
２ 驚き盤から時間層へ
３ 時間の操作／空間の変形
４ スイッチ、インターフェース、そしてインタラクティビティ
５ 光と音／映像と音楽
６ テレビ番組の冒険
