出版社内容情報
《内容》 月刊「実験医学」の好評連載に新たなエッセイを収録。生命科学者になるべく日夜研究にはげむ方々に贈る、著者からの究極のメッセージ。おもしろくてためになる必読の本。
内容説明
月刊「実験医学」の大好評連載がついに単行本化！真の生命科学者をめざすあなたに送る究極のメッセージ。生命科学ってどんなもの？生命科学者として必要な資格とは？おもしろくてためになる１０か条に、新たにエッセイ３編を収録。
目次
第１条 自分なりの質問をしよう
第２条 論文を読み分けよう
第３条 助言と協力を得て実験をしよう
第４条 実験データを人に見せよう
第５条 議論に参加しよう
第６条 旅をしよう
第７条 研究テーマを見つけよう
第８条 論文を書こう
第９条 学友をつくろう
第１０条 学位を取ろう
番外編 生命科学は楽しい
エッセイ編 生命科学とはなにか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shotaro
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面白かったが、学部1年の自分にはまだ早かった。大学院生になったらもう一度必ず読もうと思った。2015/12/18
Chemie
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博士取得者は、我々が何を知り、何を知らないか常に意識している点。何を知らないのか、それを知ることにどのような意義があり、どうしたらそれを知ることができるようになるのか、研究のやり方を考え、何とか実行するところに博士取得者の持つべき能力がある。知らないことに対して挑戦的であると同時に、大いに慎重、謙虚である。また、議論・論争を恐れず、検証のための議論で事柄の本質が鮮明になっていくことを喜ぶ性癖がある。「知のため」には政治権力相手でも戦うことを躊躇しない。2013/04/08
staygold02
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書かれた時代はちょいと古いが、書かれていることは現代に通用するというか現代にこそ必須な内容。意外とこの辺分かってない人多いよな、ってな事も書かれているので研究職（特にアカデミア志望）にはぜひ。2012/12/02
Chemie
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自分なりの質問をしよう／論文を読み分けよう／助言と協力を得て実験しよう／実験データを人に見せよう／議論に参加しよう／旅をしよう／研究テーマを見つけよう／論文を書こう／学友を作ろう／学位を取ろう2012/09/02
まさなる
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自分は科学者とは無関係だが科学者マインドを知りたいと思い手に取った。科学者も研究室を運営するという意味では経営者といった側面もあるし、後進を育てたり社会貢献したりといった側面もある。自分も学生の頃にこういう視点を持てていたら学生生活も変わっただろうと思った一冊。2018/01/31
