• ポイントキャンペーン

実験医学 別冊
タンパク質実験ハンドブック―分離・精製、質量分析、抗体作製、分子間相互作用解析などの基本原理と最新プロトコール総集編!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 280p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784897063690
  • NDC分類 464.2
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 時代の進歩に対応したタンパク質実験書の決定版!タンパク質精製法や抗体作製から,SDS電気泳動,質量分析,プロテインチップなどのプロテオーム解析に必要な手法まで,タンパク質を扱うすべての実験法を網羅.具体的な実験のコツや注意点が豊富で,初心者にもわかりやすい!    

《目次》
第1章 タンパク質研究ストラテジー
第2章 タンパク質精製法
1.タンパク質精製を始める前に ● 朴 宣奏
2.精製の進め方 ● 朴 宣奏
3.タンパク質の抽出と分画 ● 朴 宣奏
4.カラムクロマトグラフィーによる精製
   1)イオン交換クロマトグラフィー ● 濱口有知子
   2)ゲル濾過クロマトグラフィー ● 濱口有知子
   3)疎水性クロマトグラフィー ● 朴 宣奏
   4)アフィニティークロマトグラフィー ● 中平和子
第3章 タンパク質の分離と同定
1.はじめに ● 長野光司
2.SDS電気泳動法(SDS-PAGE)によるタンパク質の分離
  ● 布村一人 長野光司
3.目的タンパク質のゲル内プロテアーゼ消化と生成ペプチドの回収
  ● 岡村信子 長野光司
4.MALDI-TOF MSによるペプチド質量の測定および
   データベース検索による目的タンパク質の同定 ● 長野光司
5.LC-MS/MSによるペプチド質量の測定および
   データベース検索による目的タンパク質の同定 ● 板垣千春 泉 友則
第4章 抗体作製と精製
1.免疫動物の選択と免疫 ● 深見希代子
2.ポリクローナル抗体の作製 ● 中村由和
3.モノクローナル抗体の作製 ● 深見希代子
4.ファージディスプレイを用いたモノクローナル抗体の作製 ● 深見希代子
5.ペプチド抗体の作製と応用 ● 澤 真理子
6.抗体の精製 ● 古谷昌広
第5章 リン酸化部位の同定と利用
1.リン酸化アミノ酸分析 ● 朴 宣奏
2.リン酸化部位の同定 ● 朴 宣奏
3.リン酸化ペプチド抗体の作製と応用 ● 末次志郎
4.抗リン酸化チロシン・セリン・スレオニン抗体を用いた
   イムノブロッティング ● 坂西義史
5.リン酸化部位変異体(mimic)の導入と応用 ● 末次志郎
第6章 発現タンパク質の作製と利用
1.大腸菌によるタンパク質の発現と精製 ● 中西 修
2.バキュロウイルスによるタンパク質の発現と精製 ● 加藤真良
3.融合タンパク質の発現と精製(FLAG-tag myc-tag) ● 横田達也
4.ランダムinsertion/deletion変異法を用いた変異タンパク質の作製
  ● 伊藤俊樹
第7章 タンパク質の検出
1.ウエスタンブロット法 ● 神谷美智子
2.抗体による免疫染色 ● 山崎大輔
3.in situ hybridization法 ● 澤 真理子
4.ノーザンブロット法 ● 鈴木美奈子
5.内在性タンパク質の細胞内局在の観察(蛍光抗体染色) ● 佐々木信成
第8章 動物細胞でのタンパク質の発現と応用
1.プラスミドを用いた一過的な発現 ● 及川 司
2.安定形質発現株の作製法 ● 栗栖修作
3.レトロウイルスベクターを用いた発現 ● 山口英樹
4.アデノウイルスベクターを用いた発現 ● 小池大輔
5.マイクロインジェクション ● 水谷清人
6.タンパク質の導入(protein transfection) ● 伊集院 壮
7.蛍光タンパク質の構築,発現と生細胞での解析 ● 加藤真良
8.GFP-PLCδ1-PH,GFP-Akt-PHによるイノシトールリン脂質の局在観察
  ● 伊集院 壮
9.直接標識したタンパク質の導入と観察 ● 末次志郎
10.FRET ● 山口英樹
11.BRET ● 山口英樹
12.FACSを用いた発現細胞のsorting ● 竹中 圭
13.siRNA導入による遺伝子発現阻害 ● 坂西義史
第9章 タンパク質間相互作用分析とタンパク質性質の解析
1.免疫沈降法 ● 船戸洋佑
2.融合タンパク質を用いた結合タンパク質の探索 ● 水谷清人
3.酵母two-hybrid法 ● 小池大輔
4.酵母three-hybrid法 ● 伊藤俊樹
5.in vivoタンパク質間相互作用検出法 ● 伊藤俊樹
6.プロテインマイクロアレイ解析 ● 長野光司
7.BIACOREによるタンパク質相互作用の解析 ● 末次志郎
8.タンパク質とlipidとの相互作用解析 ● 辻田和也
9.タンパク質と核酸の相互作用の解析(ゲルシフト法) ● 竹中 圭
10.アクティビティーゲル法 ● 伊藤俊樹

内容説明

基本から最新まで、タンパク質を扱う分子生物学的実験法のすべてを網羅した決定版。実験の原理から詳しく説明!見やすく具体的なプロトコール!実験のコツやポイントが充実しているので、サンプルにあわせた条件設定に役立つ。

目次

第1章 タンパク質研究ストラテジー
第2章 タンパク質精製法
第3章 タンパク質の分離と同定
第4章 抗体作製と精製
第5章 リン酸化部位の同定と利用
第6章 発現タンパク質の作製と利用
第7章 タンパク質の検出
第8章 動物細胞でのタンパク質の発現と応用
第9章 タンパク質間相互作用分析とタンパク質性質の解析

著者等紹介

竹縄忠臣[タケナワタダオミ]
東京大学医科学研究所腫瘍分子医学研究分野
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。