新図説 動物の起源と進化―書きかえられた系統樹

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784896949711
  • NDC分類 480
  • Cコード C0045

内容説明

哺乳類を中心に鳥類、爬虫類まで、進化と地球環境変動のダイナミックな関係性が明らかに。動物写真450点超、動物名(和名、学名)索引付き。いま最も信頼できる進化系統樹。

目次

ゾウはどこで生まれたのか?
ハリテンレックはゾウの仲間―大陸の分裂と真獣類の進化
北半球の大陸における真獣類の進化
大陸移動説の拒絶と受容
北から来たサバンナの動物たち
ウシ科動物の系統進化
動物はいかにして海を越えたか―2,000万年より前の偶然
さらにアフリカから南アメリカに渡った動物たち
マダガスカル真獣類の謎
クジラに一番近い親戚はカバ
イタチとオットセイは仲間―鰭脚類の起源
コウモリの起源と進化
ヒトの起源と進化
鳥類の進化
カメの歩んできた道
家畜になった動物たち

著者等紹介

長谷川政美[ハセガワマサミ]
1944年生まれ。進化生物学者。復旦大学生命科学学院教授(中国上海)。統計数理研究所名誉教授。総合研究大学院大学名誉教授。理学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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てぃんくるかけそば

1
分子系統樹による哺乳類の系統分化を多彩な写真と分かりやすい解説でまとめています。読み物というより、解説が細かい図鑑というイメージです。とりあえず一読して、折に触れて手に取り内容を確認したくなります。とにかく写真が綺麗なので是非見てみて欲しいです。2013/12/14

竹田拓郎

0
哺乳類の系統分類学の初学者にオススメの本。とても分かりやすくまとめられている。2012/09/07

黒胡麻

0
今の哺乳類の分類はこうなってるのかと驚かされた。哺乳類(有胎盤類)は1億年以上前に超大陸が分裂するにともない、南米、アフリカ、ユーラシア+北米大陸の3箇所でそれぞれ全く独自の進化の道をたどってきた。それが後の大陸衝突、浮島に乗っての漂着!などで混ざり合い、現在の状態に至ったという。ユーラシアに衝突する前のインド大陸にも独自の進化を遂げた哺乳類がいたのだろうか。他にも中生代にコウモリがいた可能性がさらりと触れられていたりしてびっくりした。2013/07/16

tama_lion

0
子供の頃の動物図鑑とはがらっと変わっているいまの哺乳類の系統分類を知りたい方はどうぞ。機能的遺伝子を分析に使うと時として分子レベルの収斂進化があるので注意、高度に特殊化したグループほど形態から系統関係がわかりづらい、の2つをtake home messageとしました。細かいですが、食肉目のなかでネコ科の姉妹群にあたるリンサン科が省かれてるのが気になってしまう... 2種しかいないし蛇足だけど、ちゃんと複数の研究から支持されています2012/08/23

ケッヘル(次女)

0
哺乳類各種、一部爬虫類や鳥類の系統樹を、カラー写真付きで図解。様々なテーマにスポットが当てられていて、面白かったです。2011/10/04

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