内容説明
「大人」も「子ども」も!―こころに効く物語。最近とかく「大人のための」が強調される『星の王子さま』を、再び子どもの手に取り戻したい…。そんな願いのもと、テンポよく、理解しやすい明快な日本語で新訳、親子で楽しめる物語になりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
40
「ねえ…ぼくにヒツジの絵を描いて!」「はぁ?」「ヒツジの絵を描いてよ。」 ■この訳は、旧訳が今の子供達には言葉遣いが古めかしく難しいのと、近頃この物語が「おとなの」と言われ過ぎる事を憂い、『星の王子さま』を再び子どもの手に取り戻したい、との願いのもと、テンポよく、理解しやすい明快な日本語に新訳したそうです。訳者の10歳の子息が校閲して、子供らしくない言い方などを直したとか。糸綴じのハードカバーも、子供にも読みやすいかと♪ ■理念には賛同だけど、気になる所も多々ありました。(1943年、2005年訳)(→続2019/12/31
tomatobook
7
新訳。日本語としてストレスなく読める。子どもたちが読んでよくわかるような訳にしたようだ。タイトルを原題Le Petit Princeに忠実に小さな王子と訳したのは訳者のこだわり。さらに深く理解したい人のためのガイドブックも執筆されているそうで、読んでみたい。2018/08/22
ケイ
1
本当に大事なものは目には見えない。 そのことに費やした時間がそのことの価値を決める。 とても良かった。2016/08/23
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- 和書
- 日本の怪談 河出文庫