チューリップ・ブック―イスラームからオランダへ、人々を魅了した花の文化史

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チューリップ・ブック―イスラームからオランダへ、人々を魅了した花の文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896944884
  • NDC分類 627.6
  • Cコード C0071

内容説明

チューリップの故郷トルコ・イランとオランダを中心に美術や文芸に描かれた姿をたどりながら人々を熱狂に駆り立て破滅させた不思議な花の魅力を探る。目に愉しく、資料性も高い、チューリップ本の決定版。

目次

チューリップ品種の歴史(チューリップの歴史;原種の時代 ほか)
チューリップ狂時代(チューリップの横顔;オランダのチューリップ狂時代 ほか)
イスラーム世界のチューリップ(トルコ美術とチューリップ;チューリップの故郷 ほか)
天上の甘露を享ける花―十七世紀オランダに咲いたチューリップの肖像(「シャロンのバラ」;東から西へ ほか)
ワールモントとハールフートの対話―フローラの興隆と衰退をめぐって(第一の対話(一六三七年)
第二の対話(一六三七年) ほか)

著者等紹介

国重正昭[クニシゲマサアキ]
1933年生まれ。京都大学農学部卒業。1993年3月まで農林水産省野菜・茶業試験場花き部長。現在、農林漁業金融公庫技術参与、チューリップ四季彩館(礪波市)名誉館長

ヤマンラール水野美奈子[ヤマンラールミズノミナコ]
1944年生まれ。イスタンブル大学社会学研究所博士課程修了。現在、東亜大学大学院教授。トルコ・イスラーム美術史専攻

ブラント,ウィルフリッド[ブラント,ウィルフリッド][Blunt,Wilfrid]
1901‐87。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートほかで学ぶ。イートン・カレッジなどで絵画教師を勤めた後、コンプトンにあるウォッツ・ギャラリーのキュレーターとなる

南日育子[ナンニチイクコ]
日本女子大学英文学科卒業。1982年より(財)日本国際協力センター勤務

中島恵[ナカジマメグミ]
1972年生まれ。慶応義塾大学大学院博士課程在学中。19世紀フランス美術専攻

小林頼子[コバヤシヨリコ]
1948年生まれ。慶応義塾大学大学院博士課程修了。現在、目白大学助教授。17世紀オランダ美術専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kasim

29
ペルシア語でラーレ(赤い宝石)という名の花がトルコに伝わり熱愛され、オランダに入って世界で愛されるまで。複数の著者による淡々としたそつない仕上がりで、文化史としてはマイク・ダッシュの本の方が面白い。でもこちらはカラー図版が多数で美しい。中東の原種はクロッカスのようで可憐、オスマン朝で人気の細長い百合型も素敵。でも何といっても世界初のバブルを引き起こし、現代では消えてしまいブリューゲルなどの絵で見るしかない斑入り花の豪華なこと。2022/03/22

belle

7
チューリップの本場は今やオランダだが、野生のチューリップの花咲く中央アジアを起源とするトルコ民族は、この花をずっと愛好して来た。国立新美術館で開催中の「トルコ至宝展~チューリップの宮殿・トプカプの美~」では、その長い歴史を見ることができる。チューリップは、イランでは言葉で讃えられ、トルコでは主に美術において美しさが表現されたというのも興味深い。トルコでもオランダでも様々な園芸品種が誕生し、熱狂の時代があった。この身近な花を文化史の面からも知ることができたが、読んでいてとても楽しい時間だった。美しい本。 2019/05/06

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