内容説明
「ニュー・エシック30」の代表的論客の処女評論集。
目次
第1部 夫婦別姓大駁論(「福島瑞穂サン」は間違っている;夫婦別姓の倫理学;夫婦別姓推進論は粗雑・不毛な思考である)
第2部 ぼくらの「宗教」戦争(仏教の鬼子;すべては『ノストラダムスの大予言』からはじまった ほか)
第3部 騒がしい話題(戦無世代に戦争責任はあるのか?;優しいウヨクのための帝室論 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buchi
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読み始めてから随分永い間放置してしまった。最初から読み直したけど後半になるほど面白かった。特に『小泉今日子』。平成も20年代になってから『あまちゃん』で再びブレイクするとはさすがの宮崎さんも予想出来なかったに違いない。しかし『あまちゃん』において昭和のアイドルの代名詞として登場した小泉今日子を、その当時にその時代を『小泉今日子の時代』と見抜いたその眼力は流石としか言いようがない。2014/10/07
まっきaka谷林
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96年出版。良くも悪くも俗っぽい。80年代の話題の論考はそれなりにおもしろいのだが、各所でツッコミどころが多い。2009/06/21