目次
第１章 と学会推薦図書目録
第２章 平成トンデモ人物列伝
第３章 さらなるトンデモ世界へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
63
登録のために再読。世紀は変わっても、トンデモ本はどこかで読者を待っているだろう。さすがにノストラダムスはもう読まれないかもしれないが、オカルト関係、陰謀論は形を変えて、これからも出そうだ。と学会本のおかげで、トンデモ本の楽しさを知った人は多いだろうが、一連のシリーズの効果で、トンデモさの勢いも、さすがに昔日となった感がある。怪しい説には、マジな否定よりも、笑いとツッコミが効果的だったわけだ。一冊だけ、かつて持っていた本が紹介されていたが、もう本棚になかった。さすがに内容が実用的でなかったらしい、2021/09/22
へくとぱすかる
44
奥付を見ると１９９５年。四半世紀が過ぎたが、世にトンデモのネタが尽きることはない。しかしトンデモをおもしろがる姿勢は、世の中から薄れてしまったような気がする。全員がまともに受け取るようになったら、科学もなにもあったものではない。自分の信じたいものだけを信じる、という困った態度は、残念ながらネット社会が相当程度に行きわたった今、当然のことと化している。と学会本はエンターテインメントだけど、半世紀前のオカルトブームを冷静にふりかえって頭を冷やす効果があった。この際、もう一度何冊かを再読していこうと思う。2022/06/08
ゲオルギオ・ハーン
33
1995年発行。記念すべきシリーズ１作目。古いネタが多くて懐かしい気持ちになったが、紹介されるトンデモ本たちの強烈さでそんなものは吹き飛んだ。特に強烈だったものは『植物は警告する』実験がどこからツッコミを入れるべきか悩むが、パソコンの使い方がヤバい。プログラミング(？)が面倒なのでフロッピー差し込み口に写真を挿入する(写真付きで操作を説明しています)。他のトンデモ本の内容をオリジナル装置を使って植物に確認をとるのでもうダメ。納得の大賞受賞作です(受賞コメントを読むと底抜けに良い人っぽいのも憎めない)。2023/01/19
Mr.deep
3
四半世紀前の自分を救ってくれたバイブル。今読んでも古びてないの凄いんだか、逆にすごくないんだか2021/10/17
ビーフハート
1
久々に再読。やはりこの時期が一番充実していて面白いかも。2016/02/12
