内容説明
「これがジャズだ」などといってはいけない。さまざまな音楽が出会い、化合する広野へジャズを放てば、あれもジャズ、これもジャズなのだ。ジャズはどこまで走って行くのか。「ジャズは死んだ」と思っているひとも、これからジャズを聴こうというひとも、その冒険的な疾走を見届けよう。広大な領野を縦横に走破する、開かれたジャズへの招待!
目次
ジャズの透視図
「古典」としてのジャズ(デューク・エリントン;ルイ・アームストロング;チャーリー・パーカー;セロニアス・モンク;マイルス・デイビス;ジョン・コルトレーン;ビル・エバンス ほか)
Part2 ジャズの現在形(ウイントン・マルサリス;ジェリ・アレン;スティーブ・コールマン;パット・メセニー;ジョン・ブレーカー;キース・ジャレット;セシル・テイラー;オーネット・コールマン;アート・アンサンブル・オブ・シカゴ ほか)
とっておきのジャズ・アーティスト・ファイル(ピアノ、キーボード;サックスほか;トランペットほか;ベース、ギター;ドラムスほか;グループ;ウェザー・リポート;エッセイ)
ジャズの場所(ジャズ・フィッツジェラルド;フランクフルト学派とジャズ;越境という制度;ファッションとしてのジャズ ほか)