出版社内容情報
不戦屈敵の孫子兵法の極意を詳解。稀刊書ながら孫子注釈書の白眉である山口春水の「孫子考」の説を踏まえ、孫子兵法の原理と精神を説いた書。権謀術数の渦巻く社会を逞しく生きるための知恵の宝庫。
岡田 武彦[オカダタケヒコ]
著・文・その他
内容説明
山口春水の「孫子考」の説を踏まえ、現代人のために孫子兵法の原理と精神を詳説し、現実主義に立脚し権謀術数渦巻く社会を逞しく生きる知恵を与える書。
目次
第1部 『孫子』と山口/春水の『孫子考』(『孫子』の現代的意義;中国の兵法書 ほか)
第2部 孫子新解(始計第一―始めに勝敗の目算を立てる;作戦第二―戦いの準備 ほか)
第3部 山口春水の『孫子考』十三篇総論(『孫子』の特色;篇目について ほか)
第4部 王陽明と孫子(王陽明の生涯;王陽明の「三征」)
付録 兵法の形而上的考察
著者等紹介
岡田武彦[オカダタケヒコ]
明治41年11月兵庫県姫路市に生まれる。昭和9年旧制姫路高等学校を経て九州帝国大学法文学部支那哲学科卒業。昭和33年九州大学教授。昭和41年米国コロンビア大学客員教授。昭和47年九州大学退官・中華学術院栄誉哲士。現在、九州大学名誉教授・文学博士
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