写真と生活

写真と生活

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  • サイズ 新書判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784896102093
  • NDC分類 740.21
  • Cコード C0072

内容説明

いままで一度も語られなかったこと。写真家小林紀晴が12人の写真家たちに会いに行く。

目次

平間至―光と影と再生
野村佐紀子―どこでもなくいつでもなくでも絶対どこか
亀山亮―八丈島発忘れられた戦争
藤代冥砂―動から静へ外から内へそして遠くへ
金村修―黒いサングラスとプラウベルマキナを持った男
宮下マキ―生きるあなたを撮りたい
高木こずえ―生と死の間の空間がキラン☆ってなる感じ
ERIC―カメラは世界認識のための武器撮影は戦い
山田敦士―いま僕たちができることをやる
本城直季―自分は作られた街に住んでいる
瀧本幹也―永遠の写真少年
石川直樹―漠然と「世界」に行ってみたかった

著者等紹介

小林紀晴[コバヤシキセイ]
1968年長野県茅野市生まれ。東京工芸大学短期学部写真科卒業後、新聞社にカメラマンとして入社。91年よりフリーランス。95年『ASIAN JAPANEASE』でデビュー。アジアを多く旅する。97年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞受賞。2000‐2002年渡米(N.Y)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mabel

5
雑誌「日本カメラ」で2010年に連載されていた、自身も写真家である著者による写真家へのインタヴューをまとめた本です。   1人1人の頁数はそれほど多くないので、さらりと読める感じ。   写真を撮ることと生きることとはとても似ています。 多くの選択肢の中から何を選んだのか。何を選ばなかったのか。その積み重ねが人生であり写真であるからです。 インタビューを受けている12名の写真家の、そして著者である小林紀晴の人生が垣間見える一冊。2017/03/22

shimadzu

4
写真家・小林紀晴が12人の写真家を訪ね、写真とどう生きてきたかを尋ねる。同業者だからこそ見えるのであろう姿や、その人の根の部分が見えるような言葉が語られていて面白かった。2013/01/18

くらむ

1
写真家の写真に向き合う考えと、その生活が垣間見えて面白い。純文学と一緒で、写真だけで生活するのは難しそうだ。ストリートフォトで、見知らぬ人を許可なしに撮影した写真は、発表できていないとか。プロでも躊躇するんだ、と意外な感じでした。2016/03/22

nizimasu

0
写真家による写真家のインタビュー集だからどこか飾らないリラックスした印象が文章全体から漂っているのがわかる。どうしても前半に平間さんとか野村佐紀子さんとか藤代冥砂とかってブレイクした頃がちょうど90年代でその変遷もみているだけに懐かしくもあり平間さんのオーバードライブのスタイルってちょっと最近見かけないなあと思ったりもした。本人がそれほどスタイルの模倣があったことに傷ついているとは意外だし野村さんの何の周囲に対する関心のなさもらしいw2016/11/29

かのこ

0
写真家の小林紀晴さんが同業者である写真家12人にインタビューし、彼らの人となりや歩んできた道を記しています。2013/07/21

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