内容説明
発酵って腐ることとどう違う?“発酵学園”に通う菌たちが大活躍の発酵マンガ!
目次
第1章 発酵と微生物たち
第2章 麹菌はすごい!
第3章 清酒バンザイ!
第4章 米麹をつくろう!
第5章 塩麹のおいしさの秘密
第6章 発酵をカガクする!
第7章 味噌はうまい!
第8章 ぬか漬けの世界
著者等紹介
黒沼真由美[クロヌママユミ]
美術家・イラストレーター。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、同大学院美術研究科油画技法材料研究室修了。独学で編み出した技法を駆使したリアルな生物のレース編み作品を発表し、国内外で高い評価を受ける
舘博[タチヒロシ]
1953年京都府生まれ。東京農業大学農学部醸造学科卒、同大学院農学研究科博士前期課程農芸化学専攻修了。同大助手、講師、助教授、教授を経て2019年より名誉教授。博士(農芸化学)。一般財団法人日本醤油技術センター理事。1997年度日本醸造協会技術賞、2009年および2019年日本醤油技術賞受賞、2010年醤油功労賞受賞。醤油の研究は40年余にわたり、「醤油博士」として有名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
№9
12
正直、マンガの方はなに言ってるのかさっぱりわからなかった。が、本文の方はとても分かりやすく書かれていて、そもそもの素朴な疑問として「発酵」っていったい何なのかが今さらながら理解できた。なるほどそういうことだったのね。2021/06/29
PONSKE
11
「縁の下の力持ち」 発酵食品は市場に溢れているのに、微生物たちの行いはよくわからない。実は僕自身も糠漬けや味噌作りをしているが、「これ、うまくできているのかな?」と感じるくらいだ。本書は漫画によって彼らの行動を可視化する点で新しい。さらに漫画の後には文章で補足説明をしてくれるので、本書は発酵について大まかに知りたい需要に応えてくれるだろう。2021/05/30
ふくいち
5
子供が大学で専攻するようになってから自分も興味を持つようになった発酵,醸造学。体質的にアルコールがダメだが,味噌・醤油・塩麹などにはお世話になっているしね。「マンガで読む」といっても文章もかなり多い。ページ数比はともかく,文字数比は桁違い。当たり前か。固いまじめな話題の文章を読み,ほぼ同内容のおちゃらけマンガで一休み。これはこれでありかな。マンガだけじゃ訳わからないし。2020/04/12
ぺんぐぃん
2
発酵は幅広く興味は持っていた。ただ、学名やら、化学式とかが苦手で、ちょっと手が出しずらかった。「マンガ」とあったので読んでみたが、全部マンガという訳ではなく、情報量としては文字の方が圧倒的に多い。で、そのマンガだがキャラがかわいくない!全然頭に入って来ない(泣)特に麹菌の増殖は、織瀬麹のキャラと相まってキモイ・・・う~ん、思っていた書籍ではなかった。残念!2021/01/15
みのこ
1
発酵、特に醸造について、菌たちがキャラになったイラスト入りでわかりやすかった。漫画はサムイのも多々ありだけど、それが狙い⁈印象には残った。2020/08/15