内容説明
世界中の虹２２種、虹色の自然現象１６種を写真・イラスト計２２０点で解説。しくみ、文化、探し方、撮影方法までを網羅した「虹」のすべてがわかる本。
目次
第１章 虹のふしぎ（虹とは何か；どんなときに虹が見られるか ほか）
第２章 いろいろな虹（地平線近くの虹；株虹（蕪虹） ほか）
第３章 虹の見つけ方（虹が見られるときの天気；雨のすじを見つけよう ほか）
第４章 虹色の自然現象（日暈；幻日 ほか）
著者等紹介
武田康男［タケダヤスオ］
１９６０年東京都生まれ。東北大学理学部卒業後、千葉県立高校教諭（理科）、第５０次南極地域観測越冬隊員を経て、２０１１年より独立。“空の探検家”として活動している。現在は複数の大学の客員教授・非常勤講師として地学を教えながら、小中高校や市民講座などで写真や映像を用いた講演も行っている。気象予報士、空の写真家でもある。執筆・監修・写真映像提供、テレビ・ラジオ出演など多方面での実績を持つ。著書多数。日本気象学会会員、日本雪氷学会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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MI
90
虹の写真と虹の仕組みを解説した図鑑。二重の虹は主虹と副虹。飛行機から見た虹、滝の虹、まん丸の虹など貴重な虹は圧巻。虹の由来は中国で虹は水を飲んで育つ蛇だと考えられていた。双頭の蛇または竜のようだった。蛇（虫）が空を貫く（工）なので虹となった。 虹の世界観として、絵画、西洋画や浮世絵にも登場している。この本は作者が40年以上虹を追っかけ続けてできた本で、虹を綺麗にとるコツや気象情報など虹に関するさまざまなことが記載されていた。虹にも赤い虹や白い虹など様々な種類があることを知った。写真が綺麗。2024/01/25
あっか
60
色々な種類の虹を、実際の写真たっぷりで一気に見られて眼福な一冊です♡具体的な種類や現象と、虹と、それっぽいけど虹じゃないものの違いがよく分かりました。虹の写真集のように虹そのものも楽しめますが、解説も適度にあり、写真の上手な撮り方なども載っているので大人も子どもも満足できる一冊だと思います^^2021/02/17
hundredpink
54
虹に関する知識が一通り網羅されている。2019/03/12
mug
48
まさに“虹の図鑑” 虹の原理や種類、見つけ方などもしっかりと書かれている。 が、それよりも写真が素敵すぎて😍 眺めているだけでリラックスできる。 虹好きにはたまらない一冊♡ 中でも、 森の虹、丸い虹、富士山の雲の彩雲の3つがお気に入り🥰 『ながれぼし』 『ゆきのけっしょう』を読んでからの本書。 すっかり武田さんのファンになりました😆2022/05/07
ふぅわん
48
《虹の言葉の由来》中国で「虹は水を飲んで育つ蛇と考えられていた。虹が(虫)が空を貫く(工)ので虹」日本も「虹は水から出る.虹は竜蛇.虹の下に財宝があると信じられた」と言われたり虹を指でさしてはいけないという伝承もあるという。知らなかった。子供の頃、指差してたよ私（笑）幼い時は「虹のたもとは何処？そこへ行ってみたい！」と少しでも虹に近寄ろうとしたことがあるなぁ（笑）空にできる虹だけでなく水滴、ガラスCD.DVDなどにみえる虹色も好き（笑）綺麗な虹の写真が満載。写真撮影ポイントもカメラ設定記載あり(o^^o)2019/03/03
