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マツダスカイアクティブエンジンの開発―高効率と低燃費を目指して

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784895226202
  • NDC分類 537.2
  • Cコード C2053

内容説明

SKYACTIV‐Gは、4‐2‐1排気システム、マルチホールインジェクター、キャビティ付ピストンなどの採用により、高圧縮比13.0を実現した高効率ガソリンエンジンとして開発された。SKYACTIV‐Dは、マルチホールピエゾインジェクター、独自のエッグシェイプピストンなどの様々な技術開発より、低圧縮比14.0を実現したディーゼルエンジンである。本書は、これらのエンジンがいかにして誕生したのかを、関係者の証言をもとに解説する。

目次

序章 はじめに―SKYACTIV登場
第1章 SKYACTIV総論(人見光夫の言葉)―「効率の追求」と「7つの因子」
第2章 SKYACTIVへの手掛かり―ダウンサイジングとは異なる道
第3章 SKYACTIV‐G1―ガソリンエンジン技術
第4章 SKYACTIV‐G2―制御技術
第5章 SKYACTIV‐G3―開発プロセスと生産の変革
第6章 SKYACTIV‐G4―CAEの活用
第7章 アイドリングストップ技術i‐stop―バッテリーマネージメントシステム
第8章 減速エネルギー回生システムi‐ELOOP―キャパシターで実現
第9章 SKYACTIV‐D1―エンジン技術
第10章 SKYACTIV‐D2―電子制御システム
終章 人見光夫の言葉―マツダ技報巻頭言抜粋

著者等紹介

御堀直嗣[ミホリナオツグ]
1955年東京生まれ。玉川大学工学部機械工学科(流体工学研究室)卒業。1978年から1979年にかけてFL500レースに参戦。1980年からのFJ1600レースでは、1981年に優勝経験がある。1984年よりフリーランスライターとなる。自動車の技術を分かりやすく解説することに定評があり、読売新聞「@CARS」にてインプレッションを担当、読売新聞夕刊では、読者からの質問の回答者も務める。現在、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本EVクラブ副代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takajisanta

3
マツダのスカイアクティブエンジンの開発秘話や詳細な技術内容を紹介。2016/01/18

TAK

2
ハイブリッドとかダウンサイジングターボとかとは、一線を画する技術者の矜持。技術系で無くても開発の経緯を追うだけでも読む意味のある本だと思う。、2015/10/25

SS

2
金井さんの主張していた骨太エンジニア達の実力が発揮されている。短期的効果や、回避策でのギミックとは真逆。2014/10/15

おじじ

1
なるほどって思う部分もあれば、よく分からん部分もあった。 それにしても人見さん凄いな。2019/04/30

Shuhei Meguro

1
欧州車のダウンサイジング、トヨタ自動車を中心としたハイブリッドが主流となりつつある車業界で、マツダのスカイアクティブエンジンの開発の経緯が語られている。本を読んでいると、マツダが本当に革新的なことをやったんだと改めて分かった。2016/03/13

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