内容説明
ホンモノを愛し、ニセモノを叩く。稀代の「目利き」の芸能時評。
目次
プロとアマ
プロの芸は生で聴け
「臭い」と「らしい」の違い
柳朝とその弟子
なんでだろう
小津作品を観よう
落語は女に向いていないか
月亭可朝伝
私のイチ推し
野球の中の芸〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飯田一史
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ブラック師匠への対応がなあ…。だって、あなたの好きな談春も博打打ちですよ? と素人目には思います。「居残り佐平次」はよくて弟子のとこにカネがなくて居座る師匠はダメだなんて「業の肯定」論を採用するなら理屈が通らないと思うけどね。2014/08/26
いこまる
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年寄り、頑固、昔を美化する、いい感じ。 2014/05/11
なつみかん
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立川流顧問、辛口ダ~ロッ!2008/02/09
totssan
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お笑いは好きだが落語方面は全く疎いため、たまたま入手の本書で少し学習。このくらい灰汁の強い評の方が面白い。酒飲みながら読むと格別。恐ろしいくらい誰も知らなかったのは恥だが、おかげで興味対象が増えたのでまずはDVDから(著者は鈴本や末広亭へ行けというが)・・。TVの三文役者、芸人の学芸会レベルの演技ネタがひどいとこき下ろすが、そうでもないっすよとは申し上げたい気もする。2021/01/24